さて、今日4月9日の日付語呂合わせは、「しっ (4) く (9) い」で「左官の日」だそうです。
「左官」について
古来、日本家屋の壁は、竹などを格子状に編んだ小舞下地 (こまいしたじ) の両面に、藁 (わら) を混ぜた土を塗り重ねる土壁、消石灰・麻等の繊維・糊でつくった漆喰が用いられてきましたが、その仕上げに欠かせないのが「左官」職人の技です。
また、かつては土蔵の外壁や冒頭の画像のような鏝 (こて) 絵など、左官技術を芸術的領域にまで昇華させる職人も現れました。
「左官の日」に思うこと
僕がまだ小さい頃の実家は、純然たる日本家屋でしたから、土壁がありました。
そして、左官職人さんの技を目の前で見たことがあります。その見事な手さばきに見惚れていたものです。
職人さんにねだって、やらせてもらったことがありますが、どう頑張っても均一に塗り広げることができず、でこぼこになってしまい悔しい思いをしたものです。(^^;
それを、鏝 (こて) 絵のように、鏝1本で見事に立体的な絵を作り上げる技は感嘆ものです。日本が誇る匠といえるでしょう。
・・・というわけで、こうした匠の伝承がされているのかな?と、ふと思った木曜日の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.4.9記)