さて、今日は「和菓子の日」だそうです。
「和菓子の日」の由来
1979年 (昭和54年) に、全国和菓子協会が制定した記念日です。
今から1,167年前の848年 (嘉祥元年) 6月16日に、時の仁明天皇が16個の菓子やモチを神前に供えて、疫病よけと健康招福を祈ったとされているのが、その由来です。
この年は、国内に疫病が蔓延して、仁明天皇は年号を嘉祥と改めたそうです。
これが宮中行事として伝えられ、江戸時代には武家の間でもこの日に当時の通貨「嘉祥通宝」16枚で菓子を買い、縁起をかつぐのが習わしになったといいます。
全国和菓子協会は、こうした故事にちなみ、日本の食文化を正しく後世に伝え残すために一層の努力を積み重ねることを目的として、この記念日を制定したとか。
「和菓子の日」に思うこと
僕が小さい頃、祖母が茶道の師範をしていて、確か週2回ほどお弟子さん達が通ってきていました。
抹茶を頂く前には、必ず甘い和菓子を口にします。その生菓子や干菓子目当てに、よく茶室でお弟子さんに混じって正座していたものです。
抹茶はその頃の歳では苦すぎたはずですが、慣れとは恐ろしいもので、いつの間にか美味しく飲むようになっていました。
和菓子には、その頃から馴染んでいましたが、長じてからは甘い物が苦手になりました。
それが50を過ぎた頃からでしょうか、だんだん甘い和菓子が好きになってきたのです。(^^;
今では、夕食後に夫婦二人でよくバーボンのオンザロックを嗜むのですが、その時のつまみに和菓子が登場します。
まあ、こんな感じです。
特に、自宅近くの和菓子屋さんが、とても優しいお味で美味しい和菓子を作るので、ついつい買ってしまいます。
これもなかなか体重が減らない原因かと思いますので、少し慎もうと思った「和菓子の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.6.16記)