さて、今日は「国際寛容デー」だそうです。
「国際寛容デー」の由来
今から20年前の1995年 (平成7年) 11月16日に、ユネスコ総会で「寛容原則宣言」と「国連寛容年のためのフォローアップ計画」が採択されました。
これを記念して、1996年 (平成8年) 12月12日の国連総会で制定された記念日です。国際デーの一つで、英語では「 International Day for Tolerance 」となっています。
「国際寛容デー」に思うこと
調べてみると、2013年の「国際寛容デー」に国連事務総長がメッセージを発表していました。
その中で次の一文が目にとまりました。
多面的で相互に関連する課題を個別に解決することは不可能です。
様々な民族と文化の共同体として、人間としての連帯感を高め、同じ運命の共有を認識しない限り、私たちの前進はあり得ません。寛容が大切な理由はそこにあります。
一昨日は、フランスのパリで同時テロが発生しました。世界情勢は明るい方向になかなか向いてくれません。
そんな中で「寛容」という言葉は、時として空虚に感じてしまいます。
それでも「千里の道も一歩から」です。少しずつでも前に進んで、自分の身の回りから、隣の地域へ、全国へ、隣国へ、世界へと相互理解が進めばいいと思います。
「ゼロはいくら足してもゼロ」ですから…
・・・というわけで、怒りを受け止め報復せず、負の循環を断ち切り「寛容」の境地に至りたいと思った「国際寛容デー」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.11.16記)