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さて、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部は、昨年度に引き続き「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」を開催することを発表しました。(発表資料はこちら)
そこで今日は、このコンテストの内容を確認してみます。
昨年に続いて2度目の開催
「地方創生・政策アイデアコンテスト」は、政府が地域活性化のためビックデータをベースに整備した「地域経済分析システム (RESAS) 」を活用して、産業振興や移住者増につながる地域活性化策を競うもので、昨年度に続いて今回が2度目の開催になります。
コンテストは、「大学生以上一般の部」と「高校生以下の部」に別れています。優秀なアイデアに対しては、地方創生担当大臣賞のほか、優秀賞・協賛企業社長賞が授与されます。
前回受賞者は、こちらの通りです。「高校生以下の部」の地方創生担当大臣賞は、福島市の中学校が提案した、果物狩りと温泉巡りを組み合わせた観光プランが受賞しました。このプランは、ツアー商品として実現したそうです。
「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」の募集内容
今回も、地方創生の運動論 (ム-ブメント) を国民レベルで盛り上げていくことを目的として、RESASの活用で自らの地域を分析し、地域を元気にするような政策アイデアを募集しています。
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1. 募集区分
(1) 高校生以下の部
(2) 大学生以上一般の部
2. 審査プロセスと表彰
今年度は新たに、全国8つの地域で地方予選(書類審査)を実施。地方予選を通過した組の中から、全国第一次審査 (書類審査) により、全国最終審査に残る組を決定。全国最終審査は、平成29年1月21日(土)に東京で開催し、プレゼンテーションを加味した上で、各部門の地方創生担当大臣賞及び優秀賞を決定する。
3. 開催スケジュール
応募受付期間 : 平成28年10月1日(土) ~ 11月13日(日)
※コンテストウェブサイト内の応募フォームより、期間内に応募すること。
地方予選期間 : 平成28年11月14日(月)~12月9日(金)
全国第一次審査期間 : 平成28年12月10日(土) ~ 12月22日(木)
全国最終審査会
日時 : 平成29年1月21日(土) 12時30分 ~ 15時30分 (予定)
会場 : 東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
募集要項
詳細は、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局ウェブサイト外部サイト参照
応募・問い合わせ先
地方創生☆政策アイデアコンテスト2016事務局 (TEL : 03-5846-2139)
最後に
今回の募集では、特に地域の未来を担う学生の方々に積極的に応募して欲しいそうです。
中学生・高校生・大学生が、今回のコンテストを契機に、自分の地域や故郷の現状、そして未来がどうなろうとしているのか、それを知り、問題意識を持ってアイデアを考えて欲しい、という願いが込められています。
「地域創生」を実現するためには、過去の地域行政で「KKO」即ち「経験と勘と思い込み」による政策立案が行われていたという反省に立ち、ビッグデータを活用した「地域経済分析システム (RESAS) 」を活用することで、データに裏付けられたアイデアを立案し推進することが求められています。
若い頭脳で、柔軟な発想を持ち、さまざまなアイデアを提案し、優秀なアイデアについては速やかに実行されていく。そんな姿を期待したいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.8.20記)