(「行合いの空 (ゆきあいのそら) 」、画像出典元はこちら)
閑話休題。
さて、二十四節気が足早に回っていきます。7月22日が「大暑」、8月7日が「立秋」でリオ・オリンピックが開幕したと思ったら、もう閉会式も終わり、今日8月23日は「処暑」です。
二十四節気の第14「処暑」
(出典 : Wikipedia)
処暑は、暑さが峠を越えて後退し始める頃とされています。
厳しい暑さがピークを過ぎ、朝夕は涼しい風が吹き、山間部では早朝に白い朝露があらわれ秋の気配が見え始める時期になります。萩の花が咲き、穀物が実る頃でもあります。
夏から秋へと移り変わるころの空には、入道雲と巻雲や鰯雲が一緒に見えることがあり、こうした夏と秋の暑気や涼気の行き合う空を表して、「行合いの空 (ゆきあいのそら) 」というそうです。
二つの季節を同時に感じることができ、風情のある空として見る人の目を楽しませてくれます。
これから本格的な台風シーズン
今年は、6月までの台風発生数がゼロと、例年になく台風が少ない年でした。それが、7月に4つ、8月に入って6つ発生し、立て続けに日本に上陸するという事態になりました。
(出典元 : 気象庁)
北海道東部は、連続パンチを受けたような大雨に見舞われ、土砂災害などが心配です。被害に遭われた地域の方々には、心からお見舞い申し上げます。
本来は「処暑」を過ぎた頃からが本格的な台風シーズンが到来するのです。ということで、今後、どのような推移になるのか予断を許しません。
最後に
さて、夏の祭典オリンピックでは、日本選手たちの手に汗握る逆転劇もあり、力を出し切ったというコメントも多くあった通り、過去最多のメダルを獲得しました。
季節は秋へと確実に移っていきますが、このオリンピックで日本選手が見せてくれた力闘・熱闘ぶりを発奮材料に、台風なんかに負けず進んでいきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.8.23記)