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閑話休題。
さて、今日は「ピザの日」です。
「ピザの日」の由来
今から21年前の1995年に、凸版印刷が制定した記念日です。
ピザの原型といわれるピッツァ・マルゲリータの名前の由来となったのが、イタリア王妃マルゲリータで、王妃の誕生日が11月20日だったことに由来しています。
ピザの定義や語源は曖昧ですが、イタリアにはフォカッチャがあり丸パンに具材を乗せるところから、これがピザの原型とされています。
現在のピザが誕生したのは、イタリアのナポリです。初めて薄くのばしたパン生地にトマトソースを載せて焼いたピザが作られたのは1760年頃だとか。
その後、1803年に初めてピッツェリアが創業したそうです。
「ピザの日」を迎えて
今年は、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読んだせいか、ピザというとジョコビッチ選手を思い浮かべてしまいます。
世界最高峰のテニスプレーヤーとなったジョコビッチ選手は、1987年5月22日にセルビア・ベオグラードのスキーリゾート地で、ピザレストランを営む両親のもとに長男として生を受けました。
生まれた環境もあって、当然ジョコビッチ選手はピザとパスタが大好きになったのです。そして、ピザやパスタの原料である小麦粉には、グルテンというタンパク質が含まれています。
そして、ジョコビッチ選手がプロテニスプレーヤーとして活躍しだした頃、簡易検査ELISAテストによって、グルテンと乳製品に対して不耐症 (特定の食物を消化することが困難な病気) であることが判明しました。
そこで14日間グルテンを断ったところ、体重が減るとともに体の調子が良くなり、コート上でもこれまでにないスピード、柔軟性、集中力を発揮することができたとか。そして、乳製品も食事から取り除くと急激に体重が落ちたそうです。
小さい頃から好んで食べていたピザやパスタに含まれる小麦粉やチーズが、テニスプレーヤーとしての活躍を阻んでいたとは皮肉なものです。
そして、グルテンフリーの食生活を送ることで、ご存知の通り世界No.1まで登り詰めたのです。
最後に
なんでも、ジョコビッチ選手のご両親は、息子がグルテンと乳製品の不耐症であることが判明してから、ピザレストランを畳んでグルテンフリーレストランを開業したとか…
僕の周囲にも、小さい頃から長い間グルテン不耐症による症状に悩まされていて、グルテンフリーの食事に変えて劇的に症状が改善した経験をした友人がいます。
ピザやパスタに限らず、パンなど小麦粉が使用されている食品はたくさんあります。最近は米粉パンなどグルテンフリーの食品をたくさん目にするようになりました。
それだけ多くの人が悩んでいたということだと思いますが、近年までグルテンが原因のアレルギーについて解明されていなかったのでしょうか?
健康は何にも代えがたい宝物です。些細なことに気付かず、健康を損ねているとしたら・・・とても怖いことです。
健康診断や人間ドックを受診する際に、ELISAテストを受けるのも一法ですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.11.20記)