(画像出典元はこちら)
さて、今日は「音の日 」だそうです。
「音の日」の由来
今から139年前の1877年12月6日に、エジソンが自ら発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功しました。
これを記念して、日本オーディオ協会が1994年 (平成6年) に制定した記念日です。
オーディオや音楽文化・産業の一層の発展を図り、音について考える日とされています。
「音の日」を迎えて
音が初めて録音・再生できるようになってから、まだ140年足らずなのですね。
そもそも、「音」ってなんでしょう?
ニコニコ大百科によると、「音とは、気体・液体・固体を振動させて伝わる波動 (音波) によって、聴覚を刺激する現象、またそれによって引き起こされる感覚のことである。」とされています。
つまり、空気や水や金属などを介して、波動 (音波) が伝われば耳に届くわけです。逆に、真空だと音は伝わらないのです。
宇宙空間は、真空なので無音の世界なんですね。
また、空気があれば、音は秒速340mで進みます。いわゆる音速で、同等の速度をマッハ1と言います。相当な早さですが、光速には敵いません。
光は秒速30万㎞、1秒間にだいたい地球を7回り半もしてしまうのです。落雷は、落ちたと同時に稲光が見えます。でも、雷鳴は圧倒的に遅く届きます。
無音の世界に生きる方への配慮
人間に備わっている五感 (見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう) のうち、「見る」と「聞く」で大半のことは理解できます。
先天的にしても、後天的にしても、聴覚を失った場合の世界を想像することは難しいです。
でも、聴覚を失った方は、手話を編み出し、ほぼ不自由なくコミュニケーションをとっています。家で来客があってインターホンが鳴ったり、電話やFAXがあった場合は、赤色回転灯が点灯してそれを知らせてくれます。
ただ、大地震が発生したりして、避難が必要な場合などは、相当のサポートが必要です。耳の不自由な方は見た目には分からないために、誤解されたり、不利益を蒙ったりしがちです。
以下のような、「災害時バンダナ」や「耳マーク腕章」を身につけた方を目にした場合は、特に配慮が必要になります。
(クリックで拡大、画像出典元はこちら)
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2016.12.6記)