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さて、eラーニングで学ぶ「地方創生カレッジ」ですが、現在は「効果的なプロモーションのためのソーシャルメディア活用基礎講座」のパートを受講しています。
今日は、「第2章 情報の拡がり方と口コミ設計 2. バズ系の口コミ(1)」の受講報告です。
ソーシャルメディアのポジショニングマップ
ソーシャルメディアの世界は、Twitterに代表されるフロー/リアルタイムの世界と、価格comなどの情報系やブログに代表されるストックの世界に別れることは良く知られています。
さらに、フローとストックを縦軸とし、左にモノ・コトへの興味・関心を示す世界、右にヒトのつながりを示す世界という横軸を置くことで、ソーシャルメディアのポジショニングマップを描くことができます。
横軸は、「WHAT」のつながりと「WHO」のつながりを表すわけです。
このポジショニングマップで左下に描かれたものは、ソーシャルメディアの普及期から存在しました。
例えば、美味しいナポリタンを作りたい、ということであれば「COOKPAD」を検索します。
ここでは、美味しいナポリタンを作るレシピに関心があるのであって、レシピをアップしたヒトに関心があるわけではありません。
一方で、ポジショニングマップの右側に位置するFacebookでは、「誰かがどこかで何をした」という情報が多く流れてきます。
この時のキーワードは「誰かが」です。見ず知らずの他人の情報には関心が無くても、友人の情報であれば興味が湧きます。
これからは「WHAT」と「WHO」の位置付けが重要
前回に学んだ「よくありがちな誤解」は次の図の通りです。
クチコミがバーっと広がるのはどこか、というと、ポジショニングマップの右側、すなわち「WHO」、ヒトとヒトが繋がっている場所で起こります。
一方で、良いクチコミ、悪いクチコミは「WHAT」文脈なので左側で起こります。
この左側と右側の間には、高い壁が存在するので、良いクチコミが一気に広がることはまずありません。
稀に例外も存在します。例えば、Appleが革新的な製品を世に送り出し、多くの支持を得たら、良いクチコミが一気に広がります。また、料理がまずいお店という悪いクチコミが一気に拡散するケースもあるでしょう。
しかし、「WHAT」の世界と「WHO」の世界は分断されていると、理解しておく必要があるのです。
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さて、今日はここまで。
次回は、「第2章 情報の拡がり方と口コミ設計 3. バズ系の口コミ(2) 」を学ぶ予定です。
では、また!
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(2017.2.21記)