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さて、4月5日は「横町 (横丁) の日」だそうです。
「横町の日」とは?
「よ (4) こ (5) ちょう」の語呂合せで、「横町の日」になりました。横町とは横丁とも書き、表通りから横へ入った町筋、また、その通りを言います。
東京で横丁というと、東京の下町エリア「上野のアメヤ横丁」、「浅草のホッピー横丁」、東京サラリーマン推し「恵比寿横丁」、異次元を感じる「新宿の思い出横丁」、そしてあまり知られていないかもしれませんが「渋谷ののんべい横丁」があります。
横丁で思い浮かぶのは、下町人形町の「甘酒横丁」
僕が未だ会社員時代に、本社が一時八丁堀にあったことがあります。昔々、銭形平次が「八丁堀の親分」と呼ばれていた地で、江戸時代からの下町です。
そして、すぐ近くに人形町があります。ここは、江戸時代から歌舞伎小屋や人形小屋があり、多くの人々で賑わっていたところです。
また、東野圭吾原作の「新参者」がドラマ化されて、加賀恭一郎こと主演の阿部寛が、人形町界隈をよく歩き回っていたのをご記憶の方も多いでしょう。シリーズは「麒麟の翼」という映画にもなりましたね。
その人形町にあるのが、甘酒横丁です。明治初期、「尾張屋」という甘酒屋が大繁盛し、通りで甘酒を飲む人達で賑わったことから、「甘酒横丁」と呼ばれるようになりました。
甘酒横丁の名店の数々
甘酒横丁商店会のサイトには、さまざまなお店が紹介されていますので、一度是非ご覧下さい。
まずは、1916年 (大正5年) 創業の「高級鯛焼本舗 柳屋」が有名ですね。甘酒横丁の「柳屋」、麻布十番の「浪花家総本店」、四谷の「わかば」が、東京 “たい焼き御三家” と呼ばれる、鯛焼き好きには有名なお店です。
超人気の鯛焼き屋さんなので、行列必至です。でも、まずはこちらで鯛焼きを買って、食べながらお散歩するのが良いでしょう。
そして、ジャンボ銀杏がんもで有名な「豆腐の双葉」、バター牛乳を使用しない和カステラ方式の人形焼が購入できる「亀井堂」、名物の卵焼きや焼き鳥がおいしい「鳥忠」、フルーツを使ったケーキがイートインできる「果山」、老舗の「浜町 やぶそば」etc,etc…とてもご紹介しきれません。
おっと、いなり寿司で有名な「人形町志乃多寿司総本店」を個人的に外すわけにいきません。昔は、ほとんどの百貨店の名店街で買えたのですが、最近はお店が減ってしまいました。
でも、こちらのいなり寿司とかんぴょう巻が一番好きなので、会社帰りに回り道して買って帰ったものです。
19時にお店が閉まっちゃうので、大いに急いで歩いたなぁ…
というわけで、「横町の日」に思い浮かべる甘酒横丁のお話しでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.5記)