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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「転ばぬ先の杖」とは?
転んでから杖を用意しても何の意味もなさない。転ぶ前に用心して手に杖を持つべきだという意味ですね。
「転ばぬ先の杖柱」「倒れぬ先の杖」「こけぬ先に杖」ともいうそうです。
似たことわざ多数あり
「転ばぬ先の杖」対義語としては、「泥棒を捕らえて縄を綯う」があります。事が起きてから慌てて準備を始めることの例えです。
一方で、「転ばぬ先の杖」の類義語は結構たくさんあります。
「石橋を叩いて渡る」「後悔先に立たず」「備えあれば憂いなし」「遠き慮りなければ必ず近き憂えあり」「念には念を入れよ」などがそうです。
「予防は治療に勝る」ことを肝に銘じる
「転ばぬ先の杖」で思い浮かぶのは、歳のせいか人間ドック受診など病気を事前に予防することです。癌も早期発見が第一ですからね。
医療技術の進歩もあって、最近では平均寿命が延びる一方で、人生100年時代とまで言われるようになりました。
しかし、ただ寿命が延びるだけでは困りますよ。健康寿命が延びないと意味がありません。病院のベッドに縛り付けられて、いろんなチューブをスパゲティ状態に繋がれて、長期間入院するなんて考えるだけでゾッとします。
こちらのサイトによると、最新の健康寿命ランキングでは、男女ともに第1位は山梨県でした。
人口の東京一極集中が進んだ現在、東京都は男性で第37位、女性では第42位と下位に低迷しています。
健康寿命を保つためには、食生活のバランスや運動習慣などのほか、どうやら環境が大きく影響しているようです。
というわけで、これからも「転ばぬ先の杖」を念頭に、健康を保つ取り組みに励んでいきたいと思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.4.20記)