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さて、昨日に続き、日めくりカレンダーの「格言」からです。
「尺蠖 (しゃっかく) の屈するは伸びんがため」とは?
尺取り虫は、体を縮めたり伸ばしたりしながら前進します。その様子から、前進するためにタメを作ることを指しています。
転じて、将来の大発展を期して、一時の屈辱を堪え忍ぶことの例えになっています。ポジティブな言葉ということです。
なお、尺蠖は「せっかく」「しゃっかく」「せきかく」等の読み方があるそうです。
大きく飛躍する前には、しっかりタメを作る必要がある
人生山あり谷あり、いつも順風満帆というわけにはいきません。でも、うまくいっていない時に、どう過ごすかで、その人の将来が決まるといってもいいでしょう。
今がダメだからと捨て鉢になったり、前に進むことを諦めたりしたら、その先はなくなってしまいます。
冬の時代と感じても、今は将来の大きな飛躍に備える時期なのだ、と覚悟を決めて、今できることを着々と積み上げていくことが必要です。
明けない夜はなく、春が来ない冬はない
綺麗な花を咲かせて、今年も目を楽しませてくれた桜の花も、寒い寒い時からじっと蕾に栄養分を蓄えて開花に備えています。
毎年、年が明けると近所の特定の桜の木を決めて、通る度に桜の枝に目を懲らし、小さな小さな蕾が健気に少しずつ膨らむ姿を定点観測しています。そんな桜の蕾に励まされるからです。
次の画像は、今年の1月10日のものです。枝の先に小さな蕾が付いてますね。
そして、次は4月10日のものです。こんなに綺麗に花開いてくれました。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.5.5記)