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【成らぬ堪忍するが堪忍】・・・いくら我慢を通すとしても、自ら命を絶つような我慢はあってはならぬ

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(画像出典元はこちら)

さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。

「成らぬ堪忍するが堪忍」とは?

どうしても我慢できないことを我慢するのが、本当の意味での忍耐であるという意味です。

もう我慢ならぬというところをじっと我慢することこそが、本当の我慢であり、最後まで耐え通さなければ、それまでの我慢も無駄になるという教えでもあります。

実は、この格言は、今年 (2017年) 4月11日の日めくりカレンダーに登場した格言で、ブログで取り上げました。その時は「韓信の股くぐり」という同義の格言を挙げて、堪忍の重要性を改めて確認しました。

「堪忍」を貫き通すのは、一生のうちにそうないのでは?

「堪忍」という言葉を聞いて、最初に思い浮かぶのは、電通に入社した年に自殺した高橋まつりさんです。

事の真相は、本人と周囲の人しか分からないと思いますが、彼女に対して「堪忍」が足りぬ、という意見を持つ人もいます。

果たしてそうでしょうか?

かつて、長時間勤務を強いられて、鬱病に陥った方の思いを聞いたことがあるのですが、振り返ると、ちゃんとできない自分を責める気持ちが一杯で、そこから逃げることは自分を全否定することであり、とても選択することはできない、という気持ちになったそうです。

その結果、高橋まつりさんのように、最後は自分自身で自分の命を絶つ、という選択をするのは、あまりにも可哀想です。

我慢を貫き通して自殺するような我慢はあってはならないと思います。よしんば、我慢を貫き通すとしても、それは命あってのことでしょう。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2017.7.15記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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