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閑話休題。
さて、8月の最終土曜・日曜というと、「24時間テレビ」が毎年恒例ですね。今年で40回目を迎えたそうです。
偽善だなんだと批判はありつつも、人が優しくなれる機会を与えてくれる番組だと思います。
今年のテーマは、「告白 〜勇気を出して伝えよう〜」ということで、一般人を含むさまざまな人たちが告白をテーマに登場していました。
永六輔さんの言葉
番組をずっと見ていたわけではありませんが、ふと耳を傾けた時に、永六輔さんの言葉が聞こえてきました。
生きているということは 誰かに借りをつくること
生きていくということは その借りを返していくこと
なるほど、その通りであるな…と感じて調べてみたら、永六輔さんが作詞、中村八大さんが作曲し、上條恒彦さんが歌った「生きているということは」という歌の出だしの歌詞でした。(YouTube参照)
若い頃、先輩にご馳走になった時に、お礼を言うと「お前がいつか歳を取ったら、若い奴にご馳走してやれ。俺たちもそうしてもらってきたのだから。」と言われた記憶は、きっと多くの方がお持ちでしょう。
かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め
僕の座右の銘は、2つありますが、この言葉は2013年に加わった2つ目のものです。
もともとは長野県上田市塩田にある「前山寺 (ぜんさんじ)」というお寺にある石碑に刻まれた言葉だそうです。
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人間誰かのお役に立ちたいと思う一方で、そのことを恩義に感じて欲しい、感謝して欲しい、という見返りを求める気持ちがどこかにあります。
そんな気持ちを諌める座右の銘です。
そして、自分の人生を振り返ると、実に多くの方々に恩を授けて頂きました。でも、そんなことは忘却の彼方にしてしまいそうな自分がいます。
石に刻むがごとく、きちんと記憶に刻んでおくことも大切ですね。
そして、受けた恩義を別の形で、若い方々にお返ししていくのが、これからの務めだと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.8.28記)