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さて、今日の格言は、「蝶よ花よ」です。
「蝶よ花よ」とは?
親が子供をこの上なく可愛がり、大切に育てるさまを表しています。
蝶も花も可憐で美しく、慈しむものであることから、このように表現されています。対象は、男の子にも言いますが、特に女の子に対して使います。
平安時代には「花や蝶や」といい、江戸時代に「蝶や花や」、明治時代に「蝶よ花よ」と変化したそうです。
最近の親の子に対する犯罪に心痛む
最近は、親が自分の子どもに対して暴力を振るったり、あまつさえ殺してしまうといった事件が、かなり頻繁に報道されます。
いやでも目に入るそうした事件報道を見ると、母性や父性のかけらも感じられない残忍な内容が殆どです。
昔は、継母や継父によるいじめはありましたが、最近では実母実父による犯罪行為が殆どです。
もちろん、そんな親はごく少数で、ほとんどの親御さんは、ご自分のお子さんを「蝶よ花よ」と可愛がり、大切に育てていることでしょう。
「躾ける」は、「身美」と書く
ただ、大切に可愛がることと、甘やかすことは違います。きちんと「躾ける」ことは、身を美しく保つことです。
親御さんにきちんと躾けられたお子さんは、ものすごく大切なものを受け継ぐことになります。そして、それをまた次の代に伝えていくことでしょう。
というわけで、他人を思いやる、心根の優しいお子さんが増えて欲しいと思う、今日この頃なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.8記)