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さて、今日の故事ことわざは、「肝胆相照らす」です。
「肝胆相照らす (かんたんあいてらす) 」とは?
互いに心の底まで打ち明けて、理解し合い、親しく付き合うことの例えです。
「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、どちらも生命を支える大事な臓器であることから、転じて「心の奥底」「真実の心」という意味になりました。「照らす」は「知り合う」ということです。
『故事成語考・朋友賓主』に「肝胆相照らす、斯れを腹心の友と為す」とあるのに基づくそうです。
安倍総理とトランプ大統領の関係は?
トランプ大統領が初の訪日を果たし、2泊3日の日程をつつがなく終え、韓国へと飛び立ちました。まずは、無事日程が終了したことに安堵し、警護に当たった方々のご苦労を労いたいと思います。
今回の来日では、日米首脳の蜜月ぶりが、やけにクローズアップされました。トランプ大統領があんなに笑顔を振りまくのを初めて見た気がします。
2人は、本当に肝胆相照らす仲になったように見えます。一方で、トランプ大統領は会見で、安倍総理のことを「タフなネゴシエーター」という表現もしていました。
非公開の場では、相当激しいやり取りもあったのではないか、と推察しています。
いろいろ異論があるのも事実ですが、お互いの信頼関係があってこそ、腹を割って話し、建設的な議論を交わすことができるのだと思います。
でも、これは別に首脳同士に限った話ではなく、我々の世界にも通じることですよね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.8記)