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さて、今日の故事ことわざは、「石の上にも三年」です。
「石の上にも三年」とは?
つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるという意味ですね。
冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、何事にも忍耐強さが大切だという教えです。
「三年」は、三年ちょうどの意味ではなく、多くの月日を表しています。また、「石の上にも三年居れば暖まる」ともいうそうです。
「いい石の日」に、「意志」を固める
さて、今日11月14日は、「いい (11) いし(14) 」の語呂合わせで、「いい石の日」という記念日になっています。
日付語呂合わせと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太子講」としていたことが由来だそうで、今から18年前の1999年 (平成11年) に、山梨県石材加工業協同組合が制定した記念日です。
ところで、石は固い物体ですが、人間が持つ「意思」と「意志」はどちらが固いのでしょうか?
一般的には、表そうとする気持ちが「志」であれば「意志」、単なる「思 (思い) 」であれば「意思」となるようです。
例えば、この電化製品を買うか否か?という時は「意思決定」となり、これからの一生をどう生きるか?という時は「意志決定」となります。
改めて言葉の意味に思いを馳せると、日頃さまざまな「意思」は表明しているものの、確固たる「意志」を折に触れきちんと表明しているのか疑問です。
なので、人としての「あり方 (Being) 」はブレることなく、しっかり「基軸」を持って進んでいきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.14記)