(画像出典元はこちら)
さて、今日の故事ことわざは、「色即是空、空即是色」です。
「色即是空、空即是色 (しきそくぜくう、くうそくぜしき) 」とは?
この世にある全てのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるという意味です。
また、その空がそのままこの世に存在する全てのものの姿であるということを指しています。
「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のことで、「空」とは、実体がなく空虚であるということです。
「即是」とは、二つのものが全く一体不二であることを意味します。
全てのものは、永劫不変の実体ではないという、仏教の根本教理で『般若心経』にある言葉だそうです。
素晴らしい地球に生きて、本質を問う
さて、今日12月2日は、今から27年前の1990年に、日本人初の宇宙飛行士が誕生した日です。
この日、当時TBS記者だった秋山豊寛氏が、ソ連の宇宙船ソユーズTM11号に乗り込み、日本人初となる宇宙飛行を経験しました。
秋山氏は、自分の目で地球を含む宇宙を、すなわち「色」をどのように見たのでしょうか。また、暗黒の空間は、すなわち「空」はどう映ったのでしょうか。
このブログでも、何度かご紹介していますが、宇宙ステーションから見た光り輝く地球の動画です。是非ご覧下さい。
緊迫を増す東アジア情勢、日本国内で連日報道されるさまざまな事件、いろんなことがありますが、この素晴らしい地球で生きることの本質はなんだろうか、と考えてしまいます。
紛争や犯罪、嘘や裏切りがなくなることは、未来永劫ないかもしれません。その中で、この地球に存在する、ちっぽけな一人の人間である自分は、極力誠実に、謙虚に生きていくことが、人生を全うする道だと改めて思う次第です。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.12.2記)