Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【異口同音】・・・他人様が異口同音に唱えることは、一度立ち止まって本質を見極めよう

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(画像出典元はこちら)

さて、今日の故事ことわざは、「異口同音」です。

「異口同音 (いくどうおん) 」とは?

多くの人が口を揃えて同じことを言うこと、また、多くの人の意見が一致することを指しています。

「異口」は、いろいろな人の口の意味、「同音」は、口を揃えて言うことを意味します。「いこうどうおん」とも読みます。

音が録音・再生できるようになって、まだ140年

さて、今日は「音の日 」だそうです。

今から140年前の1877年12月6日に、エジソンが自ら発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功したことを記念して、日本オーディオ協会が1994年 (平成6年) に制定した記念日です。

音を初めて録音・再生できるようになってから、まだ140年しか経っていないのですね。

人間が言葉を生み出し、話すようになってから、ずいぶん経つわけですが、エジソンの発明までは口から出た言葉は、空気中に雲散霧消していたわけです。

それが、録音・再生できるようになって、無責任なことは言えなくなりました。録音という証拠が残るようになったからです。

今年は、まだ記憶に鮮明な「このハゲー!ちがうだろー!」という録音が、ずいぶん繰り返しTVニュースなどで流れましたね。

他人様の異口同音に同調するのは危険

そして、異口同音といえば、ネットに限らず「炎上」沙汰が起こり、世間が異口同音に特定の人物を責め立てることも目立つようになりました。

こんなことをする奴、言う奴は許せぬ、と事実関係を確認することなく、一方的に決めつけ非難する姿にゾッとすることも、一度や二度ではありませんでした。

マスコミや世間がその気になれば、事実であろうがなかろうが、一個人を社会から抹殺できる怖さを感じた一年でもありました。

ということで、他人様が異口同音に唱えることに、すぐ同調するのではなく、一度立ち止まり、その本質をきちんと確認した方が良いと思う次第です。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2017.12.6記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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