(画像出典元はこちら)
さて、今日の故事ことわざは、「物には時節」です。
「物には時節 (じせつ) 」とは?
何事にも、それをするのに適した時機というものがあり、それを外して行なっても上手くはいかないという意味です。
物事にはちょうどいい時機があるもので、頃合いを逃して成功はなく、何でもやればよいというわけではないという戒めの言葉になっています。
「時節」とは、時機、好機のことを意味しています。
改元の頃を思う
さて、今日12月25日は「昭和改元の日」です
今から91年前の1926年12月25日に、大正天皇が崩御され、元号が大正から昭和へ改められました。
昭和は、昭和天皇の在位期間である1926年 (昭和元年) 12月25日から、1989年 (昭和64年) 1月7日までを指し、歴代元号の中で最長です。
ただ、元年と64年は、元号使用期間が共に7日間なので、実際は62年と14日となっています。
そして、先日今上天皇の退位日が、2019年4月30日と決まりました。平成の元号は、30年ちょっとでその幕を閉じることになります。
そして、2019年5月1日からは新しい元号が使われるようになります。どんな元号になるのでしょうか。
時節到来となるか
元号が変わるといっても、その日から何かが劇的に変わるわけではありません。
大事件や大災害でも起こらない限り、淡々とした日常が続くことになりますし、また、そうあって欲しいものです。
でも、何か新たな時代の到来を感じさせる出来事ですので、それを一つの機会として新たなチャレンジを始めるのも良いかもしれませんね。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.12.25記)