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さて、今日の故事ことわざは、「竜虎相搏つ」です。
「竜虎相搏つ (りゅうこあいうつ) 」とは?
優れた実力を持つ英雄や強豪同士が勝敗を争うことの例えです。
竜と虎は、強い動物の双璧としての例えで、同じくらいの力量で優劣がつけ難いことから、こう表現されるようになりました。
今日は「プロ野球誕生の日」
さて、今日12月26日は「プロ野球誕生の日 」だそうです。
今から83年前の1934年12月26日に、アメリカのプロ野球との対戦のため、現在のプロ野球リーグでは最古のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部 (後の読売ジャイアンツ) が創立されたことに由来しています。
そして、昭和のプロ野球で「竜虎相搏つ」と言えば、巨人軍の王貞治と長嶋茂雄のON砲に真っ向から挑んだセリーグ各球団のエース達との名勝負の数々でしょうか。
長嶋選手は、僕たちの世代のヒーロー
特に「ミスター・ジャイアンツ」「栄光の背番号3」「燃える男・長嶋」の異名を持つ長嶋選手が、1959年 (昭和34年6月25日) に、プロ野球初の天覧試合で阪神の村山実投手と対決したシーンは、球史に残る名場面として語り継がれています。
同点で迎えた9回裏、まもなく天皇陛下が球場を去る時刻が迫る中、なんと長嶋選手が村山投手からサヨナラホームランをかっ飛ばしたのです。
ここぞという時に大活躍した長嶋選手は、僕たちの世代のヒーローでした。
長嶋茂雄選手の引退試合と引退セレモニーが行われた、1974年 (昭和49年) 10月14日は大学1年生でしたが、セレモニーをテレビで見ながら大泣きしたものです。
今でも、テレビであのシーンが流れると、パブロフの犬よろしく目から汗が流れます…(^^;
・・・というわけで、クリスマスも過ぎ、年末進行慌ただしい中、ふと昭和の名勝負に思いを馳せた朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.12.26記)