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さて、これまで出版への道を志すことになった経緯、想定読者に伝えたいことを書いてきました。 (こちらのページ参照)
前回は、人間力を磨いて「人格」と「人望」を得る大切さについて書きました。
今日は、「人格者」と呼ばれるのは、具体的にどんな人なのだろう、そして「人格者」と呼ばれるためにはどうしたらいいのか、ということを考えてみます。
「人格者」ってどんな人?
前回の記事で、どんな親でも、死を前にすると自分の子どもには、富や名声や地位ではなく、「人格」と「人望」を備え、人を愛し愛され、共に生きて欲しいと望む、というお話しを紹介しました。
では、「人格者」とは具体的にどんな人を指すのでしょう?立派な人であることは分かりますが、どんなところが秀でていると「人格者」と言われるのでしょうか?
これまで、このブログで「失敗力」「嫉妬克服力」「イライラ克服力」「時間感覚力」「刷り込み力」「覚悟力」「持久力」など、いろんな「〜〜力」に着目してきました。そして、そうした「〜〜力」を合わせた「総合力」が「人間力」となると書きました。
では、「人間力」が高ければ「人格者」と呼ばれるのでしょうか?どうも違う気がします。
「人格者」が備えている特徴
これまで書いてきた「〜〜力」は、どちらかといえば「スキル」「技能」という側面が強いかもしれません。
なので、どんなにスキルを磨いても、それだけで人格者にはなれそうもありません。
もっと深いところに必要なものがありそうです。
では、思いつくままに人格者と呼ばれる人のイメージをあげてみます。
☆ どんな相手でも分け隔てなく接し、思いやる気持ちがある
☆ 博識で、分からないことがあると丁寧に教えてくれる
☆ 博識な反面、イマドキの流行について分からないことが多い
☆ 感情の起伏は穏やかで、人前であまり負の感情を出さない
☆ 性格は落ち着いているが、暗くはない
☆ 生きている限りは修行が続くと考え、鍛錬を怠らない
やはり「やり方」+「あり方」の総合力を高めるのが「人格者」への道
こう考えると「スキル」は、物事をうまく進めるための「やり方」、それに加えて、人としての生き方を定める「あり方」が整って初めて「人格者」への道が整う気がします。
例えば、どんなに博識でも、それに満足せず、常に鍛錬を怠らず、その知識や経験を惜しみなく人に分け与えることができる、そんなイメージです。
そんな理想的な姿には永遠に到達しないかもしれませんが、夜空に輝く北極星を目指すように、その方向に向かって進んでいきたいと思います。
さて、今日はこのへんで。続きは次回に。
では、また!
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(2018.2.25記)