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さて、これまで出版への道を志すことになった経緯、想定読者に伝えたいことを書いてきました。 (こちらのページ参照)
前々回は、「いろんな力を合わせた『総合力』が『人間力』となる」ということを書きました。
今日は、人間力を磨いて「人格」と「人望」を得る大切さについて書いてみます。
死を前にした親が子に望むのは「人格」と「人望」
ホスピスに勤務し、2,800人もの最期をみてきた医師の小澤竹俊さんの著書「今日が人生最後の日だと思って生きなさい 」に、死を前にした親が子に望むこととして次の一文があります。
女親であれ男親であれ、会社員であれ経営者であれ、みな「勉強はそこそこでもいいから、人に愛されてほしい」「周りの人と支え合って生きてほしい」と望むのです。
(同書 P.62より)
どんな親でも、死を前にすると自分の子どもには、富や名声や地位ではなく、「人格」と「人望」を備え、人を愛し愛され、共に生きて欲しいと望むというのです。
人生の終わりを思い描くことから始める
「終わりを思い描くことから始める」は、スティーブン・R・コヴィー著の「完訳 7つの習慣」に出てくる第2の習慣です。
「完訳 7つの習慣」には、将来自分の葬儀が行われた時に、参列者にどんな弔辞を読んでもらいたいか?という問いが出てきます。
もし、「人格者だった」「人望のある人だった」と言ってもらいたいなら、嘘のない生き方、表裏がない誠実な生き方を貫かないといけないでしょう。
そして、いろんな力を兼ね備えた「総合力」を高めて「人間力」を磨かないと、その域には到達しないと思うのです。
結局は、人として、どう生き、どう死んでいくか、について自分なりの考え方をきちんと持つこと、すなわち人としての「あり方」を確立しておくことでしょう。
さて、今日はこのへんで。続きは次回に。
では、また!
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(2018.2.24記)