さて、今年に入って「新たなコンフォートゾーンを作り、そこに飛び込む」ことを新たなチャレンジとしました。
その後の経緯を、このブログでも書き連ねてきましたが、そんな中で「lifehacker」サイトの「今日が人生最後の日だったら」という記事が、目に飛び込んできました。
今日が人生最後の日だと思って生きなさい (小澤竹俊 :著)
以前、このブログで「終わりを思い描くことから始め、現在に向けて線を引く!」という記事や、「思い描く人生の終わりとは、明日かもしれない!だから、今日を悔いなく生きる!」という記事を書いてきたから、僕の脳内アンテナに「lifehacker」の記事が響いたのかもしれません。
この記事では、ホスピスに勤務し、2,800人もの最期をみてきた医師の小澤竹俊さんの著書「今日が人生最後の日だと思って生きなさい 」が紹介されています。
ちなみに、本書の構成がAmazonに掲載されていましたので、引用させてもらいます。
第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる
第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる
第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない
第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる
終わりを思い描くことから始める
「lifehacker」の記事の一文に以下の記載がありました。
死を前にした親が子に望むのは「人格」と「人望」
女親であれ男親であれ、会社員であれ経営者であれ、みな「勉強はそこそこでもいいから、人に愛されてほしい」「周りの人と支え合って生きてほしい」と望むのです。
(『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』P62より引用)
勉強ができても、仕事ができても、人として愛されないと人生は不幸。習い事や、お受験の話題に振りまわされがちですが、なにが人生を豊かにするのかを忘れてはいけませんね。
まさしくこれは「終わりを思い描くことから始める」に通じます。
そして、「終わりを思い描くことから始める」は、スティーブン・R・コヴィー著の「完訳 7つの習慣」に出てきた第2の習慣です。
「完訳 7つの習慣」には、将来自分の葬儀が行われた時に、参列者にどんな弔辞を読んでもらいたいか?という問いが出てきます。
もし、「人格者だった」「人望のある人だった」と言ってもらいたいなら、嘘のない生き方、表裏がない誠実な生き方を貫かないといけないでしょう。
もしも、今日が人生最後の日だとしたら、そのように生きてきたと胸を張れるだろうか、と自問自答してみると、一抹の?が頭をかすめるのでした…(^^;
さて、褌を締め直して(死語?)、やっていきますか!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.2.23記)