(画像出典元はこちら)
さて、今日6月27日は「演説の日」です。
「演説の日」とは?
今から144年前の今日 (1874年6月27日)、慶應義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたことに由来します。
「演説」という言葉は、慶應義塾を創設した福澤諭吉先生が仏教語をもとに作ったもので、この日の演説で福澤先生は「日本が欧米と対等の立場に立つ為には演説の力を附けることが必要」と説いたのです。
スピーチで大事なのは?
演説というと、政治家の街頭演説などを連想しますが、スピーチと言い換えると少し身近に感じるでしょうか。
結婚披露宴のスピーチなどは、女性のスカートと同じで短い方がよい (^^; とも言われますが、要はいかに短時間に中身のあるスピーチができるか、ということですね。
こうしたブログのような文章表現とは別に、話し言葉で簡潔に分かり易く伝えることは、それはそれで鍛錬が必要です。
また、話す内容とは別にスピーチでは、話す人の印象が大事です。
「メラビアンの法則」を頭に入れておく
「第一印象は3秒で決まる」と言われてます。そしてその判断要素は、大きく分けて視覚・聴覚・言葉の3つ。
それぞれが占める割合はアメリカの心理学者メラビアン氏による有名な「メラビアンの法則」では以下の3つになっています。
・視覚(見た目) 55%
・聴覚(声) 38%
・言葉(話す内容) 7%
「見た目(視覚)」、次に「声(聴覚)」で93%決まってしまう、と…
話す内容の前に、まずはここをクリアしないといけないわけで、特にスピーチ・プレゼン・講演などでは、最初に登場した時の、身なり・姿勢・動作・視線の動き・声量・声の質等を3秒で判断され、その後前のめりで聞くか、腕組みをしてふんぞり返って聞くか、最初の姿勢が決まってしまうのです。怖いですね。
見た目と声も鍛錬が必要というわけです。この点に留意して、いいスピーチができるように努めましょう!
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2018.6.27記)