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さて、今日11月14日は「いい (11) いし(14) 」の語呂合わせで、「いい石の日」という記念日です。
「いい石の日」とは?
今から19年前の1999年 (平成11年) に、山梨県石材加工業協同組合が制定した記念日です。
日付語呂合わせと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太子講」としていたことが由来だそうです。
「太子講」は、石工職人だけでなく、大工・左官・鍛冶 (かじ) 屋などの職人仲間で聖徳太子を守護神として行う職業講です。
太子が寺院建築史上大きな存在であったため、江戸時代から行われていた行事なのだそうです。
石のように堅いのは?
石は堅いです。なので「石頭」と言えば、そのままの意味で石のように堅い頭であることを指す以外に、ものの見方、考え方に柔軟性がなく、融通がきかないことや、その人を指す意味もあります。
「石の上にも三年」といえば、冷たい石でも三年間座り続ければ暖まることから転じて、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられるという意味です。これは、何事にも忍耐強さが大切だという教えです。
堅過ぎず、柔らか過ぎず
堅いというと、石以外に「堅気」「堅固」「堅忍不抜」などが思い浮かびます。
また、「堅き氷は霜を履 (ふ) むより至る」という言葉があります。意味は、霜を踏む時節が来ると、やがて堅い氷の張る冬が来る、ということから、何事もその兆候を見たら早く準備せよ、という例えになっています。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」でして、あんまり堅過ぎるのもなんですし、かと言って柔らか過ぎるのもどうかと思います。
まあ、ほどほどの堅さを保つのが良さそうですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.11.14記)