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【「国際ボランティアデー」にあたり】・・・自己完結と自己責任をモットーにしているスーパーボランティアの尾畠春夫さん

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(画像出典元はこちら)

さて、今日12月5日は「国際ボランティアデー」です。

「国際ボランティアデー」とは?

国連の制定した国際デーのひとつです。

世界中の経済と社会開発の推進のためボランティア活動に対する認識を高め、参加意識を拡大するために設けられた日とされています。

もともとボランティアとは、自らの意志により参加した志願兵のことを意味していました。

それが長じて、自主的に社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のことを指すようになったのです。

Wikipediaによると、日本では1995年の阪神・淡路大震災で、全国から大勢のボランティアが被災地に駆けつけたことから、この年が「ボランティア元年」と呼ばれています。

その後、当該震災の日 (1月17日) が「防災とボランティアの日」と決められました。その後の地震や水害などでも、ボランティアの活躍が定着しています。

新語・流行語大賞の受賞を辞退したスーパーボランティアの尾畠春夫さん

今年の新語・流行語の年間大賞は、平壌オリンピックの女子カーリングで注目された「そだねー」が選ばれました。

そして、「スーパーボランティア」が、トップ10に入りましたが、ご本人の尾畠春夫さんは受賞を辞退し、表彰式を欠席しました。

取材に応じた尾畠さんは「私は当たり前のことをしていただけでスーパーになるようなことはしていません」と顔色を変えずに答えたそうです。尾畠さんの真骨頂ですね。

ボランティアに必要なのは、自己完結と自己責任

一方で、Wikipediaには、阪神淡路大震災の時のボランティアについて、下記の意見が掲載されています。

「助けに来てくれて一番ありがたいと思ったのは、自衛隊の人たち。 一番迷惑で邪魔だったのは、自称ボランティアの人たち。こちらが必要とする事はできず、逆に残り少ない食品や飲料水をコンビニで消費していく始末」

「ボランティアは、被災者が食うべきものを食い、被災者が飲むべき水を飲み、被災者が寝るべきところで寝た」(当時のボランティアは)「観光気分で来た自分探し」「ただの野次馬観光客」「人から感謝されることを楽しみにやってきただけ 」

「要はプロに任せること」「被災地に必要なのは、プロだけ」「部隊の指揮下で日本のために自分を犠牲にできる人だけが、『ボランティア=義勇兵』として現地入りすべき」

スーパーボランティアの尾畠春夫さんは、どこに行くにも自分の車で、食料を持参し寝泊まりも車中です。このことを問われた尾畠さんは、次のように答えています。

「これが基本だろうなと思って。(現場に) 来てから、ここの人にいろいろなものを頼ったり、もらったりするのは、私はボランティアとしてしちゃいけないことだなと。自己完結、自己責任。怪我しても自己責任。何があっても自分で責任を取らんほうが悪いと思ってる。」(こちらの記事参照)

自己責任・・・これはボランティアに限らず、社会人として生きていく上で、とても大切なことだと思います。

人のせいや、社会のせいにすることは簡単ですし、楽なことです。

でも、何が起ころうと、どんな目に遭おうと、それは自己責任です。自分で始末をつけなければなりません。このことは、肝に銘じておきたいと思っています。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2018.12.5記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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