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さて、「今日の一言メモ」第39回です。
過去と他人は変えられない
「過去と他人は変えられない。しかし、未来と自分は変えられる。」と言います。確かに、過去に起きた出来事やしでかした失敗などの事実を変えることはできません。
しかし、その事実をどう捉えるかは、解釈次第で変えることができます。例えば、何回も失恋したとします。
そのことをずっと嘆いていたら、「ああ!どうせ自分はもてないんだ…これからもいいことなんか起こるわけない…」となってしまいます。
そうではなく、「もてるために必要なことを学んできたのだ」と肯定的な解釈に変えたらどうでしょう。
あるいは、数々の失恋をしたからこそ、もててもてて仕方がない人が絶対に持つことができない「もてない者の苦悩や視点」を持てたし、「もてない者の気持ち」を慮ることができるようになった、と解釈してみてはどうでしょう。
そのことを自分の強みにして活かしていくことができれば、苦い失恋を経験した過去を全肯定することができるはずです。
過去を肯定的に置き換えれば、未来は拓ける
先日、水泳女子日本のホープである池江璃花子選手が、白血病であることを自ら公表しました。
彼女は、Twitterでこう綴りました。(こちらの記事参照)
私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、
自分に乗り越えられない壁はないと思っています。
彼女はまだ18歳、高校3年生です。突然、自分を襲った病魔に怯え、怖れ、絶望し、とてつもない悲しさ、悔しさ、無念さを感じたに違いありません。
その彼女が、僅かの期間でここまでの文章を綴ることができるようになったことに、驚きと感嘆の念を禁じ得ません。なんという強さでしょう。
彼女は、既に病気であることを受け入れ、その試練を、壁を乗り越える覚悟を決めているのです。そして、病気を克服し、更に強くなる決意を固めていることでしょう。
彼女は、白血病という病魔を神が与えたもうた試練と捉え、それを既に過去のものとして肯定し、未来を拓こうとしているのです。
東京オリンピックという大きな目標を目指して精進してきたわけですが、まずは1人の女性として病気と闘い、克服し、1日も早く元気な姿を見せて欲しいと思います。
アスリートとしての復活は、その後です。彼女自身が書いているように、焦らず一歩一歩前進して欲しいと思います。
ガンバレ、池江璃花子選手!!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.15記)