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「即位後朝見の儀」における新天皇陛下のお言葉
さて、令和の時代がスタートした昨日、新たに即位された天皇陛下の「即位後朝見の儀」が執り行われ、国民に対して初めてのお言葉がありました。(こちらの記事参照)
日本国憲法および皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば上皇陛下には御即位より30年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御心を御自身のお姿でお示しになりつつ、ひとつひとつのお務めに真摯に取り組んでこられました。
上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。
ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに常に国民を思い、国民に寄り添いながら憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします。
静かなる、そして決然とした思いが、短いお言葉から感じられるものでした。
今日は「八十八夜」
新たに即位された天皇陛下のお言葉から一夜明けた今日5月2日は、雑節のひとつである「八十八夜」です。立春 (今年は2月4日) を起算日(第1日目) として88日目 (立春の87日後の日) にあたります。
ちなみに、雑節 (ざっせつ) とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより的確に把握するために設けられた、特別な暦日のことです。
一般に、節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日の9つが雑節と呼ばれています。
八十八夜の日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするそうなので、上皇陛下、上皇后陛下、そして天皇陛下、皇后陛下にも美味しいお茶を飲んで頂きたいものです。(当然、不味いお茶など出されないでしょうけど…(^^;)
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.5.2記)