さて、「♪夏も近づく八十八夜…」と唱歌『茶摘み』に歌われている通り、一番茶摘みの頃となった今日は「八十八夜」です。
「八十八夜」とは?
八十八夜 (はちじゅうはちや) は雑節のひとつで、立春 (今年は2月4日) を起算日(第1日目) として88日目 (立春の87日後の日) にあたります。
ということで、閏年 (うるうどし) には5月1日が八十八夜になるのです。
ちなみに、雑節 (ざっせつ) とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより的確に把握するために設けられた、特別な暦日のことです。
一般に、次の9つが雑節と呼ばれています。
- 節分
- 彼岸
- 社日
- 八十八夜
- 入梅
- 半夏生
- 土用
- 二百十日
- 二百二十日
「八十八夜」に思うこと
この日は、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期でもあるそうです。
夏も近づき、一番茶も摘まれるこの時期に、大きな遅霜の被害が発生する怖れがあるということで、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られたとか。
時はまさに新緑が目に眩しいゴールデンウィークの真っ只中ですが、今年は特に4月に全国で夏日・真夏日になったりと、気温差の激しい年になっています。
僕も珍しく風邪をひきかけてしまいました。(^^;
八十八夜の日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれているそうなので、美味しいお茶を頂くことに致しましょう。
まずは、健康第一!!(^_^)
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.5.2記)