閑話休題。
さて、昨日は「八十八夜」でした。「♪夏も近づく八十八夜…」と唱歌『茶摘み』に歌われている通り、一番茶摘みの頃となったわけですが、GWに入っていい天気が続き、全国的に夏日になっています。
今日は、そんな季節に思うことを徒然に記してみたいと思います。
「八十八夜」とは?
八十八夜 (はちじゅうはちや) は雑節と呼ばれるもののひとつで、立春 (今年は2月4日) を起算日(第1日目) として88日目 (立春の87日後の日) にあたります。
今年は閏年 (うるうどし) でしたので、5月1日が八十八夜だったわけです。
ちなみに、雑節 (ざっせつ) とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより的確に把握するために設けられた、特別な暦日のことです。
一般に、次の9つが雑節と呼ばれています。
節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日
「八十八夜」を過ぎて思うこと
季節感を大切にする日本人の感性って、なんて素晴らしいんでしょうね。
5月を迎えて、いよいよ新緑が目に眩しい時期になりました。でも、熊本地震で被害に遭われた方々にとっては、ゆっくり新緑を愛でる余裕もないことでしょう。
仮設住宅の建設も始まろうとしていますが、避難生活の長期化は避けられない情勢です。
とにかく、一日も早く平穏な日常を取り戻されることを祈りたいと思います。
さて・・・最近気にしないようにしてはいるのですが、素晴らしい感性を持っているはずの日本人の中には、なんとも不粋な輩がいて困ります。
当ブログのこちらの記事でも書いたのですが、自宅を失い生き延びるのに必死なタレントの方のブログや、寄付をしたり支援活動をしている芸能人に対して、ネットの匿名性を隠れ蓑に「売名行為だ」とバッシングする輩の神経は一体どうなっているのでしょうか…
更に、自衛隊や米軍によるオスプレイ支援について、お門違いの批判をしまくる輩や左派系のメディアにも腹が立ちます。
そんなことをする暇があったら、寄付をするなりボランティア活動に参加するなりすればいいのに…
まあ、他人を批判し貶めることでしか、自分のスタンスを維持できないとしたら、なんとも気の毒なことではありますが。
・・・というわけで、どうぞご無事で平和なGWをお過ごし下さい、ということが今日は申し上げたかった次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.5.2記)