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さて、「今日の一言メモ」第115回です。
「リンドバーグ翼の日」
昨日5月21日は「リンドバーグ翼の日」でした。
今から92年前の1927年 (昭和2年) に、チャールス・リンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス」号でニューヨークを飛び立ちました。
そして、5月21日の午後に、「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着、大西洋無着陸横断単独飛行に成功したことがその由来です。
単独行を決行する勇気
なんでもそうですが、たった一人で事を為すには、たいへんな勇気がいると思います。
日本人でもマッターホルンに単独登頂した植村直己さん、太平洋を小型ヨットで単独横断した堀江謙一さんの名前が、昭和世代としてはすぐに思い浮かびます。
大いなるチャレンジに対しては、往々にして勇気ではなく蛮勇である、と指摘する向きもあるでしょう。
残された家族にとっては、心配で心配で夜も寝られないかもしれません。それでも、冒険に突き動かす原動力はなんなんでしょうね。
周りに左右されずに貫けるのが本当の『自由』
彼らを単独行に突き動かすのは、賞賛や名誉を求めているのではなく、ただただ自らの内から湧きあがる「成し遂げたい」という欲求かもしれません。
周りになんと言われようと、例え結果がどうなろうと「今ここでやらなければ、一生後悔する」という思いではないかと想像します。
今年97歳になった瀬戸内寂聴さんが、「周りからどんなに批判されても、我関せず思う通り生きるのが本当の『自由』なのです。」と言っておられたのが印象に残っています。
誰か他人の人生を生きるわけではなく、自分の人生を生きるわけですから、その結果に対する全責任を自らが負う覚悟を決めて、『自由』に生きていきたいと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.5.22記)