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さて、「今日の一言メモ」第169回です。
「京の夢 大阪の夢」
「京の夢 大阪の夢」とは、京都にいる人が大阪にいる夢を見たり、夢の中では京都のことが大阪のことに変わったりすることから、夢は不思議なものであるという意味です。
また、夢の中では京都も大阪も見物できたりすることから、夢では様々な願望が実現するという意味でもあります。
さらに、「京の夢」が、公家になって官位を昇りつめるという立身出世の夢、「大坂の夢」が、豪商になって巨万の富を得る蓄財の夢という説もあることから、人の願望は様々であるという意味もあります。
「夢」を明確な「目標」に変換できるか
「夢」というと、なんとなく漠然としたイメージです。「◯◯になれたらいいなぁ」とか「◯◯に行けたらいいなぁ」という、なんとなく叶いそうもないレベルの願望、といった感じです。
一方、「目標」というと、「◯◯になる!」「◯◯に行く!」という、そのゴールに到達するんだ、という明確な意志を感じます。
ちなみに、僕の「夢」の一つは、宇宙空間から地球を見ることです。漆黒の宇宙空間に浮かぶ、目映いばかりの青く美しい地球を、生きている内に一度でいいので自分の目で見てみたいのです。
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ただ、この夢は、既に一般人が宇宙に行けるほど科学技術は進歩したものの、宝くじに当たって大金を手にしても、まだ実現は難しいほどのコストがかかるので、具体的な「目標」とはなりにくいですね…(^^;
では、具体的な「目標」に変換した「夢」は何かというと・・・僕の場合は、「人生の成功者になる」というものです。
「人生の成功者になる」とは?
人生の成功者というと、というと色々なイメージがあるでしょうね。功成り名を遂げ、ひとかどの人物に立身出世し、裕福となりいずれは勲章を頂く、というのがその一つでしょうか。
でも、僕のイメージを具体的に書くと、次のようになります。
好きで堪らないこと、やりたくて堪らないことを
やり遂げた「人生の成功者」として、
102歳で静かに穏やかに人生の幕を下ろす
僕にとって「人生の成功者」とは、お金や地位や名誉を得た人ではなく、健康で長生きして、自分の好きで堪らないこと、やりたくて堪らないことをやり遂げた人なのです。
実は、僕が強く影響を受けたのは、ボブ・ディランの次の言葉です (ボブ・ディランが歌手として初めてノーベル文学賞を授与されたのは、記憶に新しいですね) 。
朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ。
A man is a success if he gets up in the morning and gets to bed at night, and in between he does what he wants to do.
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お金でも、地位でも、名誉でもなく、自分が好きなこと、やりたくて堪らないことをやり遂げるのが「人生の成功者」への道なのだ、と、この言葉に接した時、物凄く腑に落ちたのです。
それ以来、それが僕の生き方の道しるべになりました。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.7.28記)