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【今日の一言メモ】・・・なにがしか上手くいった時は、自分の手柄ではなく、周りの人たちの助けがあってこその結果だと肝に銘じる

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第298回です。

「盛者必衰」

「盛者必衰 (じょうしゃひっすい) 」とは、この世は無常であるから、栄華を極めている者も必ず衰える時が来るという意味です。

『仁王経』の「盛者必衰、実者必虚 (盛んな者はやがて衰え、満ちている者はやがてからっぽになる) 」に基づくそうです。

仏教にある人生観で、この世の無常を表している言葉です。

『平家物語』の冒頭にある「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理 (ことわり) をあらわす(祇園精舎の鐘の音は「世の中に不変はない」と言っているように聞こえる。沙羅双樹の花の色は、盛んな者は必ず衰えることを表している。思い上がった者は長く続かない)」は、あまりにも有名ですね。

自民党が政権復帰を果たした日

さて、7年前の今日 (2012.12.16) 、第46回衆議院議員総選挙の投開票が行われ、自由民主党が圧勝し、3年3ヶ月振りに政権復帰を果たしました。

「師走選挙」が行われたのは、1983年(昭和58年)の第37回総選挙以来29年ぶりで、通算5回目でした。

この選挙の結果、野党第一党の自由民主党は294議席(改選前119議席)を獲得し、単独で絶対安定多数(269議席)を確保する大勝で第一党に返り咲きました。

また、公明党の31議席と合わせて衆議院再可決が可能となる3分の2を超える325議席を獲得し、政権を奪還したのです。

安倍一強は、盛者必衰となるか

あれから7年、安倍首相は自民党総裁として3選を果たし、その通算在任日数は歴代最長記録を持つ戦前の政治家、桂太郎を超え、106年ぶりに記録を塗り替えました。

ただ、記録を更新した時期は、相次ぐ閣僚の辞任と「桜を見る会」を巡るゴタゴタで、お祝いムードどころではありませんでした。

このまま盛者必衰の言葉通りとなるのでしょうか。

それにしても、野党の現状はとても安倍政権の対抗馬とはなり得ません。政権の選択肢がない、今の日本は寂しい限りです。

個人として、盛者必衰を避けるためには?

我々一般人も、一時の成功に浮かれていると、すぐその先には奈落の底が待っているかもしれません。

そうならないためには、なにがしか上手くいった時は、自分の手柄ではなく、周りの人たちの助けがあってこその結果であり、それは自分の実力ではないと戒めることが必要でしょう。

そして、石に刻むが如く、受けた情けをしっかり記憶に刻みつけ、少しずつその恩に報いるよう生きていくことが大切なのではないでしょうか。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2019.12.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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