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さて、「今日の一言メモ」第305回です。
「白眉」
「白眉 (はくび) 」とは、多くの中で、最も際立ってすぐれた人や物の例えです。
もともとは、『三国志・蜀志・馬良伝』にある以下の故事に基づくそうです。
蜀の馬氏の五人兄弟は秀才揃いで、いずれも字 (あざな) に「常」の字を用いていたことから「馬氏の五常」と呼ばれていました。中でも最もすぐれていた長男の馬良は、眉に白い毛が生えていたことから「馬氏の五常、白眉最も良し」と人々に言われていたという話が、その由来です。
「クリスマス・イブ」
さて、今日12月24日は「クリスマス・イブ」ですね。クリスマス・イブは、イエス・キリスト降誕 (誕生) を祝うミサであるクリスマスの前夜祭という意味です。
(出典 : Wikipedia)
教会暦の一日は、日没から始まり日没に終わるので、12月24日の日没からクリスマスが始まり、12月25日の日没で終わるのです。
よって、正確には24日の昼間は「クリスマス・イブ」ではなく、24日の日没以降がクリスマス・イブとなるのです。
ところで、キリストの誕生日は新約聖書にも特定する記述は無く、今でも諸説あるようです。12月25日というわけではないのですね。
2019年の「白眉」は?
さて、いろいろなことがあった2019年ですが、最も際立ってすぐれた「白眉」といえることはなんでしょう?
日本に限っていえば、やはりアジア初開催となるラグビーW杯日本大会で、日本代表チームが史上初の8強入りを果たしたことでしょうか。
あのONE TEAMで戦ってくれた選手達の清々しさには、感動を覚えました。
あと、個人的には、このブログで何度か書いていますが、「相対的な欲」を手放すことができたことです。他人と比べて自分に不足しているものを、なんとか手に入れようとする欲は際限がありません。
50階建てのタワーマンションの35階の部屋を手に入れても、そのうち50階の部屋が欲しくなり、さらに高いところが欲しくなる、という例えが分かりやすいでしょうか。
そういった「一日も早く手に入れたい」ことではなく、自らの内なるところから湧き起こる「一日も早く始めたい」こと、すなわち「絶対的な欲」に忠実にこれからの人生を生きていきたいと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.12.24記)