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さて、「今日の一言メモ」第313回です。
自分を縛る鎖を解き放つには?
昨日のブログで、今年 (2020年) の行動指針を「余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きる」と定めたことを書きました。
ここで書いた「余計なもの」とは、いわゆる世間の (必要以上の) 常識、世間体、プライド、見栄といったものです。人間いかにそうしたものに自分を縛られているか、なかなか気づけません。
というか、ある年齢から常にそうした状態が当たり前になっているので、ある意味不感症になっているのかもしれません。
人に笑われても、常に自分を貫いたイチロー氏
昨年、現役を引退したイチロー氏は、2016年 (平成28年) 6月15日に日米通算4,257安打 (日本 1,278本、大リーグ 2,979安打) の歴代最多安打記録を達成しました。
その日の試合後のインタビューで、イチロー氏が答えていた内容がとても記憶に残っています。それは次のような内容です。(インタビュー全文はこちら)
(Q)・・・
常々、50歳まで現役したいということもおっしゃっていますが、あと1,000いくつというのをアメリカで、というのは?
(A)・・・
僕は子供の頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負はあるので、例えば小学生の頃に毎日野球を練習して、近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』っていつも笑われてた。
だけど、悔しい思いもしましたけど、でもプロ野球選手になった。何年かやって、日本で首位打者も獲って、アメリカに行く時も『首位打者になってみたい』。そんな時も笑われた。
でも、それも2回達成したりとか、常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にはあるので、これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろんあります。
小さい頃から笑われて、その悔しさをバネにして、努力して努力して「有言実行」に変えてきた…なかなか凡人にはできないことです。
そういえば、イチロー氏が大リーグに挑戦した時、3割打てるのか、いやそもそも通用するのか・・・などと外野がうるさかったことを思い出します。
それらの雑音を、すべて結果を出すことで、ことごとく黙らせてきた凄さを改めて感じる次第です。
イチロー氏の生き方を常に手本とする
以前、教えて貰った言葉があります。
「結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい」
「群れから離れる」
「評価軸を外に置かない」
こうした言葉を思い出し、周囲からのプレッシャーに負けそうになった時、イチロー氏を手本にすると決めたことを常にリマインドして、自分を貫いていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.1.3記)