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さて、「今日の一言メモ」第357回です。
「日刊新聞創刊の日」
今日2月21日は、「日刊新聞創刊の日」だそうです。
今から148年前の1872年 (明治5年) 2月21日、日本初の日刊新聞「東京日日新聞」 (現在の毎日新聞) が創刊されました。
当初は、創刊者の居宅から発刊したそうですが、2年後には銀座に社屋を建てたとか。
インターネットの普及による情報革命時代を迎えるまで、新聞はテレビ、ラジオと並んで重要な情報源でした。
しかし、主要全国紙の朝刊販売部数の推移を見ると、2000年代に入って徐々に減り始め、2014年頃からは顕著な減少を示しています。
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グラフ中にある「押し紙制度」については、こちらをご参照下さい。
新聞も当初は消極的に見えた電子化を、最近では積極的に進めて紙媒体との両立を図っているようです。
情報革命とは、情報発信ができるようになったこと
今やSNSやブログなどの普及によって、誰でも情報発信ができるようになりました。考えてみると、これって凄いことですよね。
つい20年くらい前までは、新聞やテレビやラジオなどのマスコミじゃないと情報を発信することなどできなかったのが、一個人が世界中に情報を届けることができるようになったのですから。
そして、今では文字や画像に加えて、YouTubeなどで動画を公開するのも簡単です。そして、その動画再生回数に応じて報酬を得られるなどの仕組みも整い、ユーチューバーという職業も成立するようになりました。
こうした状況で、若者の多くは紙の新聞など読まず、テレビは見ず、ラジオも聞かないようです。
そして、結果として電子的な情報が溢れかえり、SNSではネットの匿名性を悪用した誹謗中傷、デマ、炎上などが起こり、社会問題化しています。
新型コロナウイルス肺炎情報の氾濫に見る危うさ
この感染症に関して、今や新聞、テレビで見ない日はありませんし (ラジオは聞かないので分かりませんが……) 、ネット上でも情報が溢れています。
きちんと対策を取ることは重要ですが、いたずらに不安を煽るような情報に踊らされて右往左往するようなことはしたくないものです。
自ら情報発信する時も、風評などを鵜呑みにせず、情報の出所を明記して信頼を持って見て貰えるよう努めることが重要だと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.2.21記)