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さて、「今日の一言メモ」第391回です。
「みずの日」
今日4月3日は「し (4) み (3) ず」(清水) の日付語呂合わせで「みずの日」だそうです。
今から22年前の1998年 (平成10年) に、京都市の清水寺をはじめとする全国の「清水寺」でつくる「全国清水寺ネットワーク会議」が4月3日を「みずの日」に制定したそうです。
なんでも、お釈迦様の教えを体し、清水を大切にして心の浄化、自然環境の浄化のため全力をあげ活動していく、とのことです。
Webで調べてみたら、全国に清水寺と書いて「きよみずでら」又は「せいすいじ」と読む寺院は、90ヶ寺余あるそうです。
湯水の如く使うのはダメ
人間が生きていく上で欠かせないのは、何はなくともまず空気と水でしょうか。
昔から「空気のような存在」と言えば、存在感のない状態を指し、「湯水のようにお金を使う」という表現では、水が無尽蔵にあるかのように言われています。
地球の生態系・環境が維持されれば、水が枯渇することはないと思われますが、未来はどうなんでしょうか。
また、最近では、ミネラルウォーターを買うのが当たり前になりました。飲食店に行っても、出された水がマズイとどんなに名の通ったお店でも二度と行きたくなくなります。
水の味にまでこだわるのは贅沢かもしれませんが、他のものを我慢しても美味しい水を飲みたいと思います。
いずれにしても、水資源は有限であると認識し節約して使いたいと思います。
水のようにあって当り前だけど大切にしなきゃいけないもの
今回のコロナ禍で痛感したことですが、今まで、まるで空気と水のようにあって当り前だと思ってきた昨日までの日常が、実は当り前のものではなかったということです。
これだけ短期間で世界中に蔓延し、人の行動を制約し、経済活動を停滞させ、企業や個人の収入の道を断とうとしているウイルスが発生するとは夢にも思っていませんでした。
感染しても処方薬はなく、自然治癒を促すための対処療法しか存在しないため、重症者を急激な悪化に向かわせる、という事実が先の見えない不安を増長させます。
しかし、ここを踏ん張れば、いずれ処方薬が登場し治療方法が確立し、ワクチンの開発で予防できる時期が来るでしょう。
それまでは、なんとしても自分の身は自分自身で守るとともに、自分が感染者になったつもりで、他の人に感染させるような行動をとらないよう、厳に注意しなければなりません。
そして、いつもの日常が戻ってきたら、その時はその日常を慈しみ、大切に過ごすことにしたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.3記)