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【今日の一言メモ】・・・自らの権利に基づき行動した結果については、自らが全責任を負う覚悟を持って欲しい

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さて、「今日の一言メモ」第458回です。

「それでも地球は回っている」

時代を遡ること今から387年前の1633年6月22日に、ローマ教皇庁の検邪聖省の裁判でガリレオ・ガリレイに有罪判決が下り、自説の地動説を撤回する異端誓絶文を読み上げさせられました。

それまで、地球が宇宙の中心である、と記された聖書を発端として、科学的な根拠に欠ける「天動説」が絶対でした。

これは、2世紀から16世紀にコペルニクスが登場するまで続きました。それほどコペルニクスが唱えた「地動説」は画期的だったのです。

“常識をひっくり返す(証明されている)新説”を「コペルニクス的転回」と呼ぶのは、この時のことを指しているのですね。

それから、ガリレオ・ガリレイが、科学的な研究を重ね、地動説に有利な証拠を多く見つけたようです。

代表的なものは木星の衛星で、この発見はもし地球が動くなら、月は取り残されてしまうだろうという地動説への反論を無効にするものだったのです。

しかし、ローマ教皇庁は1616年に、コペルニクス説を禁ずる布告を出しており、それに反したガリレオは有罪の判決を受け、地動説を唱えないことを宣誓させられたのです。

この時言ったとされる「それでも地球は回っている」という言葉は、伝説として現在に至るまで語り継がれています。

信教と言論、思想と表現の自由をはき違えない

さまざまな弾圧と戦わなければいけなかった当時と比較して、信教と言論の自由、思想と表現の自由が憲法で保障された現代の日本に生きていることは、なんと恵まれているのだろうと思います。

ただ、ときどき、その自由をはき違えている人がいるのは困りものです。ネットの匿名性に守られてSNSで他人を誹謗中傷する書き込みをし放題の輩には、なんとか罰則規定を設けて欲しいものです。いわれなき誹謗中傷をされた人は深く傷つきます。これは心にナイフを突き立てる傷害行為であり、傷害罪が成立すると思うからです。

自由を行使する権利があるのなら、行使した結果に対する責任を伴うのは当然です。自らの権利に基づき行動した結果については、自らが全責任を負う覚悟を持って欲しいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.6.22記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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