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さて、「今日の一言メモ」第500回です。
「足下から鳥が立つ」
足下から鳥が立つとは、身近なところで意外なことが突然起きること、また、急に思い立って慌しく行動を起こすことを指しています。
鳥は巣の中にいるとき、人が近づいてもなかなか飛び立たないようですが、ごく近くまで寄っていくと踏みつぶされると思い急に飛び立ちます。その羽音に人間のほうが驚いてしまうことからこう表現されるようになりました。
青天の霹靂に常に備える
青天の霹靂(せいてんのへきれき)とは、予想もしなかったような事件や変動が、突然起きることです。青く晴れ渡った空に、突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることを指しています。
ここ数年は、突然のように襲ってくるゲリラ豪雨を何度も経験しています。なので、どんなに晴れていても、バッグに折り畳み傘を忍ばせています。少々荷物が増えても、ずぶ濡れになるよりはいいですからね。このような心の備えは必要だと思います。
人間生きていれば、一寸先は闇と言います。どこで事故に遭うか、病気にかかるか分かりません。できることなら避けたいことですが、そんな目に遭遇する可能性はいつでもあります。
その時に、アタフタと慌てふためいても碌なことはありません。そんなこともあり得るのだと覚悟を決めておき、その時になったら「来たな、お主…」と受け止めて、冷静に対応したいものです。
「自分に限って大丈夫」は禁句とする
今や2人に1人はガンにかかると言います。それでも、人情としては「自分は大丈夫」と思いたいものです。今の新型コロナウイルスも、若い人の感染が多いのは「自分に限ってかかるわけがない」という根拠のない自信を持ち、予防が疎かになっているからではないか、と推測しています。
台風や豪雨災害で避難が遅れ被災してしまう人が多いのも、「自分のところは大丈夫」と思いたいことが原因ではないでしょうか。
ここはやはり、自分が生きる世界は「常在戦場」であると心得て、いつ何時なにが起ころうと、冷静沈着に対応できるよう心構えをしっかり持っておきたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.8.10記)