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【今日の一言メモ】・・・自殺したいほど思い詰めている人がいたら、とにかく逃げること、そして、逃げることは恥じゃない、罪じゃないと伝える

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第583回です。

「死んで花実が咲くものか」

「死んで花実が咲くものか」とは、どんな状況にあっても、生きていればこそいつか良いことも巡ってくるものだが、死んでしまえば良いことも起こらない。どんなことがあっても生きていなければならないという意味です。

枯れて死んだ木に花が咲いたり、実がならないことからこう言われるようになりました。死を望む者に対して、むだに命を捨てるものじゃないと言い聞かせる言葉でもあります。

「花実が咲く」とは、事がうまく運んで良い結果が出るという意味です。

過労自殺を思い出す

毎年、街中にジングルベルが聞こえてくると、2015年12月25日のクリスマスの日に24歳で自ら命を絶った大手広告会社・電通の新入社員だった髙橋まつりさんのことを思い浮かべてしまいます。

彼女自身が、その状況から逃げることなく過労自殺に追い込まれてしまったのはなぜでしょうか?

ここに「過労死と親の呪縛 ~僕らが仕事を辞められないワケ~」というタイトルで書かれたブログ記事があります。ここにヒントがありそうです。

過労死と親の呪縛 ~僕らが仕事を辞められないワケ~|【鬱を克服し、願いを叶える】楽に鬱を克服する ノガタノリタカ

このブログの著者は、自身について「僕もまた、過労死寸前までいった人でした。月の残業は150時間くらいしてたんじゃないかな。」と書いています。

そして、そんなに仕事が辛いのなら辞めればいい、と言われても「辞められない、辞めたくない」という心理が働くと言います。

その心理の奥底には、以下のような本音が隠れているのだ、と指摘します。

「役立たず、と嫌われたくない」
「必要とされないことが怖い」
「要らないって言われるのが怖い」
「認めてもらえないと、生きている価値がない」

その結果、仕事で死ぬことより、仕事を辞めることの方が、必要とされないことの方がよっぽど怖い、という気持ちになるのだというのです。

そして、その深層には「頑張らないと、親に認めてもらえなかった」という、小さい頃の「親子の関係」が横たわっているのだと分析しています。

そして、著者は最後に痛切な叫びをあげています。

逃げろ

とにかく逃げろ

それは恥じゃない、罪じゃない
誰もあなたを責めてなんかいない
責めているのは、「記憶の中の親」だ

自殺したら、再度生き返って同じ人生を歩むことになる?

「楽になりたい」という一途な思いが「自殺」に結びつくとしたら、こんなに悲しいことはありません。

「自殺したら、再度生き返って同じ人生を歩むことになる」という言葉を聞いたことがあります。スピリチュアルな世界で言われたことだと記憶していますが、こう思うことは自殺の抑止力になるのでは、と思いました。

自殺したい、という思いにとらわれたら、この言葉を思い出してもう一度この人生を繰り返したいかよく考えてみたいと思います。

まあ、きっとこの性格だから自殺したい、などと真面目に思い詰めることはないと思いますが……。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.11.12記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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