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さて、「今日の一言メモ」第642回です。
「小正月」
今日1月15日は、「小正月 (こしょうがつ) 」です。この日に、豊作祈願など農業に関連した行事をしたり、なまはげなどの行事を行って病気や厄災を払う地方もあるそうです。
そもそも、古くはこの小正月までが松の内だった (この日まで門松を飾った) ものが、江戸時代に徳川幕府の命により1月7日の大正月までとされたとか。
年神や祖霊を迎える行事の多い大正月に対し、小正月は豊作祈願などの農業に関連した行事や家庭的な行事が中心となってきました。
本来は、松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月という地方もあるようです。そして、かつて元服の儀を小正月に行っていたということから、1月15日は成人の日(1999年まで)という国民の祝日となった経緯があります。
2013年、新たに加わった「座右の銘」
2014年の今日のブログ記事に書いたのですが、その前の年2013年に新たに加わった座右の銘があります。
【かけた情は水に流せ、受けた恩は石に刻め】
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もともとは長野県上田市塩田にある「前山寺」というお寺にある石碑に刻まれた言葉だそうです。
この言葉は、還暦近い歳になったから心に響いたのかもしれません。思い当たることがいっぱいあるからです。若い頃だったら「そうだよね」と観念的に分かった積もりにはなっていたかもしれませんが。
石に刻むが如く、受けた恩はしっかり心に留める
思い返せば、ほんとに色々な方にお世話になりました。でも、直接恩返しをしようと思っても、既に故人になられている方も少なくありません。
そうして受けた恩の数々を心に刻み、その恩をお返しするとすれば、それは自分より若い世代の方々のお役に少しでも立つことではないか、と思うわけです。
幸いなことにフリーランスとして独立して以来、色々なコミュニティで若い方々と交流させて貰っています。これまでも彼等の応援団として活動してきましたが、これからもそうした若い方々のサポート役を果たしていく積もりです。
僕は世俗的な人間ですから、感情面では見返りを期待したくなりますが、そこはサラッと水に流して、彼等が更に若い世代の人達のサポートをしてくれたらいいなぁ、と思っています。
そして、何よりお世話になったことは、サラッと水に流すことなく石の刻むが如く記憶に留め、日々感謝して過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.1.15記)