Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

058 リニュアールしたソーシャルおじさんセミナー「SOCIAL OJISAN 徳本昌大の POWERFUL NIGHT」は、もの凄く濃〜い内容でした!【ソーシャルおじさんへの道 (3) 】

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先週木曜日(6/13)に本記事タイトルのセミナーを受講してきました。【ソーシャルおじさんへの道】連載3回目はその濃〜い内容を報告します。

これまでに開催された「ソーシャリアル羅針盤セミナー」は、ソーシャルおじさんズ第1号でリーダーの徳本昌大氏と、28号のサトカズこと佐藤和則氏のお二人が講師でした。サトカズさんが事業家の道に専念するため、今回から徳本さんがお一人で講師を務められることになり、内容がリニュアールされました。

そしてセミナーのタイトルにある通り、そのパワフルな内容は圧巻でした。お一人で2時間喋りっぱなし、その熱意溢れるお言葉は会場を圧倒していました。その一部始終をお伝えすることに致しましょう。

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これまで3回のセミナー

 

過去3回の「ソーシャルおじさんズ:サトカズと徳本昌大のソーシャリアル羅針盤」セミナー受講報告は以下をご参照下さい。
4/18(木)第1回 (前編) (後編)
5/16(木)第2回
5/30(木)第3回

会場は、これまでも今回も日本橋三越本店向かいの「アクセス日本橋」です。

アクセス日本橋

 

今回のセミナー内容

 

千代田区・中央区のセミナー「ソーシャルおじさんズ徳本昌大の【ソーシャリアル パワフルナイト!】」 | ストリートアカデミー

今回のテーマは「Facebookにプラスして今こそGoogle+を活用しよう。(ソーシャルリスニングと情報発信で顧客を味方にする。)」です。

それでは、今迄通りスライド掲載に快くOKを頂いていますので、詳細をご紹介しましょう!

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今回も撮影に都合の良い一番前の席に陣取りました。(^_^)

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いよいよ徳本さんのご挨拶からスタートです。少々ピンボケで申し訳ないです。

今回から、サトカズさんと未来を語る「羅針盤」をモデルチェンジ。これまで、朝活でPowerful Morningをしているが、これまで3回のセミナーを通じて色々なパワーを頂いたので、Powerful Nightということで企画した。

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「ソーシャルおじさんズ」経緯説明。洒落で「おじさんズ」と名付けたがブランドになった。

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アメリカのソーシャルおじさんであるニール・ファッシャー氏とのコワークが進んでいる。彼の影響力もあって、アメリカでリツイートされたり、ブログが読まれるようになった。

それがMash Upの力である。現在、ソーシャルおじさんは43人いて様々な活動を行っている。更に派生した女子版のAnegoesができ、今や青年部ができつつある。

電子書籍も次々と出版が決まり、雑誌版である「ソーシャルおじさんマガジン」の出版も企画している。

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実は今はブログを書く人が少なくなってきている。今こそ書けばチャンスになる時期。

ブログは記事の蓄積がパワーになる。よって記事数が大事。記事が蓄積されるとGoogleの検索にヒットする確率がどんどん高くなる。

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ブログを書き、その更新情報をFacebookやTwitterを使ってどんどん拡散していくことが大事。

それが、様々なメディアの目にとまる。自分もNHKや雑誌の露出が始まって、それから展開が変わった。どんどん話が広がって、電子書籍のシリーズ化が始まった。つまり、メディアに乗ることで信用・信頼を築けて、仕事が先方から舞い込むようになった。

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ブログを書く効用について具体的に挙げると、中国のミニブログサイト・Sina Weiboに関する記事を書いていたら、中国で事業を展開している方からアプローチがあって、今では旅行会社の企画に参画するまでになった。

当時は、Sina Weiboに関するブログを書いている人がいなかったこと、それなりに詳しく調べてブログを書いたことにより、第一人者と見なされた。ブログはとにかく書き始めたら絶対やめないことが大事。

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ブログで自分を説明することが可能。現在勤務している会社の仕事でも、クライアントに会社案内を示して延々と説明しなくても、相手の興味ある事項に関するブログ記事を検索して提示、話をすることでいきなり商談が具体的に始まったことが多数ある。

ブログを書くことで、その他様々なメリットがある。

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先行者達はどんどん走っていて、その差は埋められないかもそれない。それでも後から始めてやめないことが大事。毎日書くことを心掛ける。

有名なコグレマサト氏は、ブログで飯を食っている。そこまではなれないにしても、自分自身をブログで発信し続ける価値は必ずある。

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Facebookは永遠ではない。Googleも安泰ではないかもしれない。Appleも天下を取りそうになったが急降下した。それでも、ブログでコンテンツを提供し続けることでGoogle検索機能という強い味方を得ることが出来る。

最近の電子書籍出版などでメディアに取り上げられたことも好影響で、一気に検索ヒット数が上昇した。

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そこでGoogle+の意味が強くなる。

現在、Googleで検索すると、スマホでは差がないがタブレットで見ると、表示される記事の大きさが異なっていることに気付いた。

例えば、写真を貼り付けたブログ記事は大きく表示される。このことから、ブログには写真を付ける方が目立つという仮説が設定できる。

そして、見ていると料理の写真が掲載されると必ず大きく表示される。これはGoogleが将来的に「食べログ」に対抗するのではないかとの仮説が成り立つ。地図検索と料理検索を組み合わせて飲食店検索に乗り出すことは現実的に想像できる。

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そして、ソーシャルメディアでは今のところFacebookがシェアを取っているように見えるが、実はYouTubeもGoogleグループ。GoogleとYouTubeを合計すると、今でもFacebookに匹敵する勢力。

今、自分の娘達はパフュームの歌を聴くために、CDを買ったりiTunesでダウンロードしたりしない。必ず、YouTubeで検索して歌を聴いている。今の若者のYouTube視聴時間は相当長く、テレビを見ている時間が少なくなってきている。

そして、YouTubeにアップしたコンテンツで莫大な収益を挙げることが可能になってきている。

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大変優秀な人が、従兄弟の家庭教師の動画をアップしたら、多額の寄付を受けることになった事例。

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他にもこうした事例が実際に起きつつある。

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そして海外ブロガーも、ブログや動画などのコンテンツ発信でGoogleの著者評価=AuthorRank(オーサーランク)を上げることに取り組んでいる。この評価によって検索ランキング結果に大きく影響する。

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現在、スマホからのアクセス統計が完備されていないが、多くのユーザーはPCではなくスマホからアクセスしている。また動画は特にスマホから見ているユーザーが多い。

そして、優良なコンテンツ保有者をオーサーランクで優遇し、検索ランキング上位に表示する傾向にある。

現在は、就活の際にスマホでエントリーシートを作れないと学生に受けが悪いという就職担当者の話があった。

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これはあくまでもPCからのアクセスデータで、スマホからのアクセスがデータに入っていない。
プロ・ブロガーと呼ばれるような先行者は皆こぞってGoogle+の利用を拡大してきている。

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更に、Googleが持つ様々なサービスを統合してGoogle+に誘導する仕掛け作りが進んでいる。

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オーサーランクと並んで、Googleは質の低いサイトとみなしたら検索ランキング順位を下げるパンダアップデートと呼ばれる仕組みを採用した。これによって被リンクの多さといった指標からコンテンツの質を重視する方針へ舵を切った。

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オーサーランクを決定する要因の紹介。

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Googleでのプロフィール設定をきちんとして、自身が作成・発信しているコンテンツも漏らさず登録しておくこと。

余談ですが、現在富田を検索するとお陰様でプロフィール似顔絵と共に著者として表示されます。Googleに認められたようで嬉しいです。(^_^)

富田Google検索結果

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徳本さん自身のプロフィールで、キーマンズネット等へ寄稿していることを登録していることも、よいコンテンツを提供しているオーサーとして認められている要因と考えている。

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また、自身のブログを当初からGoogleブログで作成し、その記事へのコメントの付き方等もGoogleはオーサーランクの判断材料にしているのではないかと考える。

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Googleはオーサーランクを正しく評価するための取り組みを日々進めている。

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Facebookはその中で閉じた世界だが、Googleは自身が持つ膨大なデータ+ソーシャルデータを組み合わせることで、大きな価値を生むかもしれない。

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そして、Google+で自社のページを持っている企業は、そのページが検索結果上位に表示されるようになってきた。「ユニクロ」で検索すると、企業ホームページの横にユニクロGoogle+ページと近隣の店舗情報と地図が表示される。

他にも、カップヌードルやローソン、ペプシの例が紹介された。

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かといってもGoogle+だけでもダメ。まずブログを土台にして、それをFacebookやTwitter、そしてGoogle+というSNSを最大限活用してコンテンツを拡散、自身のパーソナルブランドをきちんと発見してもらう努力が必要。

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先日、プロフィールに使用する写真を変えた。「Gainer」の表紙を撮っているカメラマンによるプロフィール写真撮影の企画をしてみた。海外では、顔写真が悪いだけでアクセスが激減したブロガーもいて、その重要性が見直されている。是非気を付けて欲しい。

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そして、今日のまとめ。

まずは、皆がHappyになることを目指し、コンテンツバリューを確立。更に、Googleが何をしようとしているのか理解しうまく利用すること。ソーシャリアルのパワーを発揮し、このセミナーを機会に集ったメンバーとコミュニティを形成し、新しい取り組みをしていきたい。

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具体的に、現在連載を持っているリクルートの「キーマンズネット」に企画連載シリーズを持ちたい人は手を挙げて欲しい。担当者を紹介して、企画を見て貰うようにアレンジする。(富田も他数人の方と一緒に手を挙げています。今月末の打合せを経て、企画が通るように努めます。)

中小企業ITコラム(コラムニスト一覧)/キーマンズネット
セミナー終了後、2時間の熱弁を終えられた徳本さんとツーショットを撮って頂きました。

 

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そして、恒例の全員集合写真を撮影して懇親会へと移動します。

集合写真

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今回の懇親会も著者の方や初対面の方とご挨拶し歓談させて頂きました。大変多くの刺激を受けた夜はこうして更けていったのでした・・・

 

 最 後 に

 

今回はリニュアール後、初めて徳本さんの独演会となったセミナーでした。この日は朝活読書会を早朝から主催され、夜は2時間に亘るセミナー講師を務められ、遅くまで懇親会にも出席され・・・と、そのエネルギッシュなタフネスぶりにはほとほと感服しました。

そして、つい2日前に仕入れたホットな情報も含めてこれでもかと盛り込んだセミナー内容は鋭い考察に満ちていて「お〜、なるほどそうなのか!」と頷かされることが多かったです。

特に、Googleが日々検索アルゴリズムを改善し、少しでも内容のある検索結果になるよう研究していること、そしてトータルではGoogle王国の完成に向けて着々と手を打ち、そして莫大な人材と経費を投入していることの一端が窺えました。

我々ユーザーもこうした動きに注視して、うまくそうした機能を活用していきたいですね。

たまたま昨日は、これまでのブログで何度もアップしてきた「自分をつくる学校」OB・OGが70名近く集まった会がありました。その中で常任講師の原尻淳一さんが「コンテンツバリューと同時にコミュニティビルドが大切。これを両輪にしていくこと。」というお話をされました。このお話にも通じる内容だと思います。

こうしたブログを通じてコンテンツブランディングを進め、うまくSNSを活用してリアルで繋がるコミュニティを作ってWin-Winの関係を構築したいものです。

さて、次回は6/27(木)開催です。テーマは「共感マーケティグ、コミュニティ化で顧客が顧客を呼ぶ仕掛け作り」の予定です。
どんな内容になるのでしょうか。またまたワクワク感が大きくなります!

それではまたご報告します!

 

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(2013.6.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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