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さて、「今日の一言メモ」第742回です。
「継続は力なり」
同義の言葉に、「塵も積もれば山となる」「急がば回れ」「石の上にも三年」「思う念力岩をも通す」「滴り積もりて淵となる」「ローマは一日にして成らず」などがあります。
どの言葉も、一朝一夕に事は成らないという教えです。
毎朝5分のペン字練習も9年以上に
今朝、朝のルーティンワークの継続記録をたまたま確認していて、2012年の元旦から毎朝続けているペン字練習が、9年を超えていることに気付きました。
今から10年前、あの東日本大震災が起きた3月末に、それまで33年間勤めた会社をアーリーリタイアメントしました。そして、役所などにいろんな手続きをしたのですが、その時にたくさんの書類に手書きさせられました。
その時、改めて気がついたのが、あまりにも漢字が書けない!字が下手過ぎる!ということでした。あまりのことに愕然としたわけです。それまで、如何に会社でPCに頼りきった生活をしていたのか、を痛感しました。
そして始めたのが、ビジネス系メルマガの要約部分を、A5版のノートに書き写すことでした。といっても、毎朝5分程度ですが…
当時の状況は、このブログの記事に書きました。最初は、ボールペンでずっと書いていたのですが、2016年の途中から、万年筆を使って書くようになりました。
万年筆で書くようになって約5年が経ち、気がついたらトータルで9年以上が経っていたわけです。毎朝5分程度ですから、当然目に見えて字が上手くなるわけでもありませんし、漢字が書けるようになるわけでもありません。
それでも何度も書けない漢字に出会い、練習していくと、なんとか書けるようになるものです。最初は「憂鬱」とか「憔悴」とかは勿論、「躾け」「吝か」「惹かれる」のような書けそうだけど書けない漢字が多かったのですが、ずいぶん書けるようになりました。
字が上手くなったか・・・と言われると、まったくの自己流で書いているだけなので、上手くはなっていませんが、だいぶ字が揃うようになってきました。
最初は、1ページ分書くだけで手が疲れ(余分が力が入っていた)、嫌になったりもしたのですが、今は力を入れずに書くコツを習得し、1ページまるまるの分量でも、苦もなく疲れず書くことができるようになりました。
これからスケッチを習おうと思う
というわけで、これからも「六十の手習い」を心掛けたいと思う次第です。今、考えているのは本屋さんで偶然手に取った次の本に触発されたスケッチです。
これまで、まるで絵心のない自分でしたが、iPadとApple Pencilという文明の利器の手助けを得て、新たな取り組みを始めてみるつもりです。
そして、「継続は力なり」と言えるようになるほど、続けていければと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.6.22記)