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【今日の一言メモ】・・・「相対的な欲を断捨離し、絶対的な欲に忠実に生きる」ことが、自分の「基軸」の支えとなる

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第850回です。

昨日のブログ記事「自らの「基軸」を見直し、自分のマインドセットを新たにする」と書きました。

その「基軸」をぶらさないために心がけていることがあります。「基軸」を支えるものといってもいいでしょう。

「相対的な欲」と「絶対的な欲」の違い

3年前に「相対的な欲」と「絶対的な欲」の違いを知りました。どういうことか要約すると次の通りです。

  1. 人には2つの欲があり、1つは「相対的な欲 (=1日も早く手に入れたい!)」であり、もう1つは「絶対的な欲 (=1日も早く始めたい!)」ということ
     
  2. 「相対的な欲」とは、他人との比較によって生まれた欲であり、地位や名誉、名声、金銭などに対する欲は、他人と比べて自分に不足していると感じている時に起きる
     
  3. 一方、「絶対的な欲」は、誰かと比べたからではなく、自分の中だけから自然と生まれてくるものであり、不足感は伴っていない。この欲は、単純にそれが好きだから手に入れたいし、それがやってみたいからできるようになりたいだけ
     
  4. 計画を立てるときは、自分がゴールや目標として設定している事柄を客観的に見て、それらが「相対的な欲」と「絶対的な欲」のどちらから生まれたのかを確認することが必要

例を挙げると、たとえば念願のタワーマンションの部屋を購入し、50階建ての35階に住めたとします。最初は満足していましたが、そのうち他人が自分より上層階に住んでいるのが気になりだしたりします。結局、最上階の部屋に住みたくなるのです。これが「相対的な欲」です。

そうではなく、たとえば「富士山が綺麗に見える場所に住みたい」とか「森の中を流れる小川のほとりに住みたい」とか自らの心の奥底から湧き出て願うものであれば、それは「絶対的な欲」と言えるでしょう。

「相対的な欲」を断捨離する

まあ、人間欲をかけばキリがありません。物理的な欲も、豪華な一軒家に住みたいとか、高級外車を乗り回したいとか、いくらでもあるでしょう。(僕は、なぜかそのような贅沢にはまったく興味がありませんが……)

精神的な欲でも、「あの人のように強くなりたい」とか「あの人のような人を惹きつけるものを持ちたい」とか思うこともあるでしょう。

それが、その人をロールモデルとして自分を磨くモチベーションになれば良いと思いますが、その人と自分を比較して嫉妬したり、劣等感を持ったり、あまつさえSNSで匿名の誹謗中傷メッセージを発信するようなことになったら悲劇です。

「絶対的な欲」に忠実に生きる

昨日のブログ記事でも書きましたが、僕は「人生の成功者」「好きで堪らないこと、やりたくて堪らないことをやり遂げた人」と定義しています。

そして、自分が人生の成功者になるためには「相対的な欲を断捨離し、絶対的な欲に忠実に生きる」ことを、自分の「基軸」の支えとすることが必要だと思っているのです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.1.3記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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