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【今日の一言メモ】・・・他人は自分と異なるレイヤー(界層)で生きていると割り切り、自分のレイヤーで生きることに専念する

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(画像出典元はこちら

さて、『今日の一言メモ』第945回です。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」とは、人間はすべて平等であって、身分の上下、貴賎、家柄、職業などで差別されるべきではないという意味です。

慶應義塾の創立者である福沢諭吉先生が著した『学問のすすめ』の冒頭にある言葉です。

生来、人間はすべて平等であり、貧富・家柄・職業・社会的身分などによって差別するような偏見を否定しています。

自分と他人を比べてしまうのが人間

人が社会生活を営む上では、いやでも自分と他人を比べてしまうでしょう。それは、小さい頃からの受験戦争や就活、出世競争などをくぐり抜けてきたのも一つの理由だと考えられます。

結果として、常に他人と比較して自分に足りないものを得ようとする「相対的な欲」から逃れられません。地位や名誉やお金などを得たいというのも、他の人と比べて自分には不足していると感じるからでしょう。

我と我が身を振り返っても、サラリーマンだった40代までは、そんな相対的な欲に支配されていた気がします。

それが50代となり、会社をアーリーリタイアメントしてフリーランスのITコンサルタントとして独立した頃から、自分と他人を比べることが少なくなってきました。

他人は自分と異なるレイヤー(界層)に生きている

これは、ここ数年で抱いている想いです。自分と他人がまったく同じレイヤー上に生きていると思い込んでいるから、どっちが先だ後だ、上だ下だという感覚がつきまとうのです。

そうではなく、自分は自分だけのレイヤーに生きていて、他の人たちはそれぞれのレイヤーにいるのだ、と思えばどうでしょう。

他の人たちがどこをどう進んでいようと、自分とは関係ありません。自分のレイヤーで比べるのは、昨日の自分と今日の自分です。昨日より今日、前進しているかどうかです。もし、一歩後退していたら、二歩前進すればいいだけです。

それでも自分と他人を比べる癖は抜けきれません。レイヤーそのものは透明なので、異なるレイヤーの世界が見えるからです。

でもまあ、それも人間の宿命と受け入れて、あんまり他のレイヤーの出来事に振り回されなければ良いと思うのです。

そして、「相対的な欲」(例えば、一日も早く手に入れたいという欲)から解放されて、「絶対的な欲」(例えば、一日も早く始めたいという欲)に忠実に生きていきたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2022.7.25記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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