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さて、『今日の一言メモ』第962回です。
「物言えば唇寒し秋の風」
「物言えば唇寒し秋の風」とは、人の悪口を言えば、なんとなく後味の悪い思いをするという、また、余計なことを言えば災いを招くという例えです。
人の欠点を批判したり、自分の長所を自慢したりした後は、必ず言わなきゃよかったという思いにとらわれるものです。また、そうしたことによって余計な災難を自ら招くこともあります。
口を開くと秋の冷たい風が唇に触れて、寒々とした気分になることから、こう表現されています。
松尾芭蕉の「座右の銘」にある句で、この句の前には「人の短をいふ事なかれ己が長をとく事なかれ」とあります。
今日は「俳句の日」
今日8月19日は、「は(8)いく(19)」の語呂合わせで「俳句の日」だそうです。
そして、松尾芭蕉というと、以下の俳句が思い浮かびます。
五月雨(さみだれ)を あつめて早し 最上川
古池や 蛙(かわず)飛びこむ 水の音
夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡
閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉の声
秋は待ち遠しいが、唇は寒くなりたくない
東京では盆明けの16日に猛暑日となり、これで東京の今年の猛暑日は16日となり、年間の猛暑日の歴代最多記録を更新しました。(こちらの記事参照)
昨日から前線が南下して雨模様となったことから、猛暑も一段落していますが、まだまだ真夏日は続きます。秋の風を実感するのは、だいぶ先になりそうです。
目をマスコミ報道に転じれば、旧統一教会と自民党政治家との「関係」ばかりが目につきます。それも教団関係施設に行ったというだけで、どこも教団との「関係」を立証しているようには見えません。
これで何か他に大きな事件が起きれば、一斉にそちらに向かうのでしょう。なんだかなぁ・・・とブツブツ言いたくなりますが、そんなことを言っても唇が寒くなるだけなのでやめておきます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.8.19記)