Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・過去の常識がどんどん非常識になるが、ほんとうにそれでいいのかしっかり本質を見極める

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(画像出典元はこちら

「旅券の日」

今日2月20日は、「旅券の日」だそうです。この記念日は、外務省が1998年(平成10年)に制定しました。

今から遡ること145年前の1878年(明治11年)2月20日に、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定されて、「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用されたことがその由来とか。それまでは、「御印章」「海外行免状」と呼ばれていました。

旅券(パスポート)について、Wikipediaでは次のように説明されています。

パスポート(仏: passeport、英: passport)または旅券(りょけん)とは、国籍およびその他身分に関する事項を証明し外国官庁に保護を依頼している、公的機関が交付する文書。

いわばパスポート所持者を、自国民であると国がお墨付きを与えるということです。

パスポートに関する標準文書は、ICAO(国際民間航空機関)において標準化制定されているそうですが、ICAOは、パスポートの偽造防止・利用者の利便性向上のため、ICパスポート導入を検討し、2005年に国際規格を策定しました。

アメリカ同時多発テロ事件後のテロリズム対策の強化などもあり、各国はICパスポート(eパスポート)の導入を進めているそうです。

「チャットGPT」

ICパスポートと聞いて、今やあちこちで耳にするチャットGPTをなぜか連想してしまいました。

先日(2023年2月7日)、米マイクロソフト社が人工知能(AI)を使ったチャットボット『チャットGPTの技術を、自社の検索エンジン(Bing)とブラウザ(Edge)に導入することを発表して、大きな注目を集めました。

この技術により、「Bingでは、自然な文章で質問すると “自然な文章での回答” も返ってくる」ことになり、一瞬で “検索意図にあった回答” にたどり着けるというメリットがあります。なのでGoogleが真っ青になったとか、ならなかったとか……。

ICパスポートもチャットGPTも、利用者の利便性を大きく向上させますが、その反面パスポートに含まれる個人情報までもAIが学習してしまい、意図せずに悪用されるのではないか、などいういらぬ心配も生みます。

過去の常識がどんどん非常識になる

ネットの世界では、いろいろな物事を検索するには長らく「ググる」(Googleで検索する)のが常識でした。でも、今後は「チャジーする」(チャットGPTに聞いてみるという意味)なんていう言い方(僕の造語です……)が常識になるのかもしれません。

なにしろチャットGPTに適切に指示すれば、学術論文クラスの論文が書けたり、意図する機能のプログラムをプログラミングできたりしちゃうそうですから。それはもう「検索する」という概念を大きく超えるものです。

こうして過去の常識が恐るべきスピードで古臭いものとなり、新たな概念が次々と登場してきます。

まあ、安易に飛びつくことなく、しっかり本質を見極めてその成熟度合いを測りながら取り入れていくのは、いつの時代にも必要となる姿勢ですが。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2023.2.20記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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