Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【不満と不安】・・・人生のセカンドステージからサードステージに進むために乗り越えなければならないこと

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閑話休題。

さて、今日は2023年を迎えてから、ずっと心の中で自問自答していることをアップしてみます。

僕が、55歳で33年間勤めた会社をアーリーリタイアメントしITコンサルタントとして独立起業して10年余り、出会った人たちに恵まれたお陰でこれまで無事に過ごすことができました。

ただ、最近ふつふつと次のステージに向かいたいという気持ちが湧き上がってきたのです。

セカンドステージからサードステージへ

会社を辞めてからの10年余りをセカンドステージとすると、次はサードステージです。セカンドステージでは、自分にできること・得意なことを武器としてITコンサルタントになり、社会に貢献することが自分の使命だと考えていました。

そのセカンドステージでは、「顧客アップデート業」を標榜してきました。それは、とてもやり甲斐もあるお仕事でした。ただ、最近もう少し自分がやりたいこと・好きなことに重心を移したお仕事もしたい、と思い始めたのです。

「不満」と「不安」のせめぎ合い

不満と不安のせめぎ合いについては、アドラー心理学を紹介した「嫌われる勇気」を10年前に読んでからずっと心の中にあるものです。

この本の冒頭に、次のようなキーワードが登場します。

人は常に「変わらない」という決心をしている。

ライフスタイルが先天的に与えられたものではなく、自分で選んだものであるのなら、再び自分で選びなおすことも可能なはずである。

ライフスタイルを変えようとする時、我々は大きな「勇気」を試される。

変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」がある。

ここで着目したのは、人が「現状を変えたいのに、いろんな制約があって変われない」と思っているのは、じつは「変わらない」という決心をしているのだ、という見方です。

自分の好きな仕事をしようとしても、養うべき家族がいるから無理、住宅ローンを抱えているから無理・・・と色々できない理屈をあげつらうのも、そうした不安を乗り越えても好きな仕事をやるのだ!という「勇気」が足りないのだという指摘です。

要するに、変わることで生じる様々な「不安」より、変わらないでいることによる「不満」を選択しているというのです。

この変わることに対する「不安」を乗り越える「勇気」が足りないから、結果として変われないのだとアドラーは指摘しています。

人生は短い、不満を持ち続けている時間はない

今の僕は、「できること・得意なこと」のステージから「やりたいこと・好きなこと」のステージに軸足を移そうとしています。それは、一時的に収入の減少をもたらすでしょう。また、新たなスキルを身につける必要もあります。

ちょっと大げさに言えば、新たなステージに進むためには自分を「再創造(re-creation)」しなければいけないと思っています。そして、それをうまく果たすことができるだろうか、という不安もあるのです。

でも、思ったより人生は短いです。自分の今のセカンドステージに漠然とした「不満」を持っている以上、勇気を持って「不安」を乗り越える必要があるでしょう。

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(2023.2.22記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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