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閑話休題。
「みずの日」
今日4月3日は、「し(4)み(3)ず」(清水)の日付語呂合わせで「みずの日」だそうです。今から25年前の1998年(平成10年)に、京都市の清水寺をはじめとする全国の「清水寺」でつくる「全国清水寺ネットワーク会議」が4月3日を「みずの日」に制定したそうです。
なんでも、お釈迦様の教えを体し、清水を大切にして心の浄化、自然環境の浄化のため全力をあげ活動していく、とのことです。「全国清水寺名簿一覧」によると、全国に清水寺と書いて「きよみずでら」又は「せいすいじ」と読む寺院は約90もあるそうです。
美味しく水を飲む贅沢
人間が生きていく上で欠かせないのは、何はなくとも空気と水です。
昔から「空気のような存在」と言えば、存在感のない状態を指し、「湯水のようにお金を使う」という表現では、水が無尽蔵にあることを前提にしています。
地球の生態系・環境が維持されれば、水が枯渇することはないと思われていましたが、最近の自然環境の変化を見るとそれも怪しくなってきました。
最近では、硬水や軟水などいろいろな種類のミネラルウォーターが売られています。昔々はお金を出して水を買うなど考えられませんでした。今では水道水との味の違いが明白なので一度ミネラルウォーターを飲んでしまうと後に戻れません。
飲食店に行って出された水が美味しくないとどんなに名の通ったお店でも二度と行きたくなくなります。地元のお店の中でも、一番水が美味しいのはあそこ、二番目はここ、といった品定めをしています。
水の味にまでこだわるのは贅沢かもしれませんが、他のものを我慢してもお金を出して美味しい水を飲みたいと思います。幸い、最近は家庭用の浄水器も性能が良くなって、日常生活の飲料水には不自由しなくなりました。
環境省が、水環境を守る目的で「名水百選」を選んでいます。日本には有名な富士山の湧き水による忍野八海をはじめ、たくさんの清澄な水が存在しています。いつか巡ってみたいものです。
去年から続く物価高ですが、4月に入ってさらに値上げが続いています。でも、他の贅沢は我慢して、せめて水だけは美味しく、しみじみ飲みたいと思うのです。
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(2023.4.3記)