Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

086 社会人版キムゼミ「書評ワーク」へのコメントシリーズ(19) 〜徒然なるままに(36)〜

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人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は19回目。

問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「潜在意識の大掃除(観念要素の更改)のために、努力されていることはありますか?」等です。

スクリーンショット 2013-11-27 10.51.20

ゼミ生の投稿

M.Sさんの【書評ワーク】

書名: 『 天風先生座談』

≪議論したい内容≫
本書で特に印象的だったところは、以下の点です。

  • 軍事探偵として、武術や胆力に優れた人物であっても、病気になったことで、ネガティブな思考になり、内にこもってしまっていたが、それは、自分自身が己の命を見捨てたような、哀れな運命に自分で自分を陥れていたことに気付く。
  • 自分の中のコップの水を空にしないと、暖かい湯を注げない、つまり、今までの役に立たない自分よがりの考えで自分を満たしてしまっていると、尊いものが入ってこない。といったたとえなどを用いて、潜在意識の大掃除(観念要素の更改)の大事さを説いています。特に現代人は、それぞれ違った観念要素を持つが、どれも消極的なものばかりだと憂いています。

・・・・・・・(中略)・・・・・・・

潜在意識の大掃除(観念要素の更改)のために、努力されていることはありますか?

本の中では、著者が天風氏に「人間は何事も自分の考えた通りになる。自分の自分に与えた暗示の通りになる」と言われ、17,8年間の間、一行も書けなかったのは、自分が書けないと思い込んでいたことに気づき、自分はまた書けるのではと思った途端に書けるようになったとのエピソードが紹介されています。

富田のコメント

>> 潜在意識の大掃除(観念要素の更改)のために、努力されていることはありますか?

T.Kさんの書評ワークの下記質問に通じるものがあるなぁ、と感じました。

>> みなさんが自分を研き続けるために具体的にしていることを教えてください!

T.Kさんへのコメントには、「過去の成功体験や常識にともすれば縛られそうになる自分を戒めるために、みっともなくジタバタとあがいています。」と書きましたが、これが僕にとってはまさしく「潜在意識の大掃除(観念要素の更改)」にあたるのかな。

四角大輔さんが「自分を一番縛り付けているもの・・・それはジブン自身。眠れるアーティスト性を再起動せよ。」とお話されていましたが、そのためには何をしたらいいか。

自分自身の中にある世間の常識とか世間体とか、そうしたものと如何に決別できるかでしょうか。

これが歳を取れば取るほど難しい・・・何か人と違うことをやろうとするたびに、自分自身の内面で「そんなことをしてもきっとうまくいかないからやめとけ、第一みっともないじゃないか…」と囁くドリーム・キラーがいるのです。

四角さんは、吉田松陰の「諸君、狂ひたまえ」という言葉を引いていましたが、なかなかそうはいかないのですよねぇ。「変人」になることをいつになったら恐れなくなるのか・・・まだまだ時間がかかりそうです!(^^;

・・・・・・・・・・・・・・

さて、皆さんならどのようにコメントしますか?

そして、次回の「書評ワーク」の対象図書は以下になります。ではまた!

・・・・・・・・・・・・・・
(2013.11.27記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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